ポケットに、この卵型のものを二つ入れておくことにした。右側の黒卵はオムロンの歩数計。引っ越してから行方不明になっていたものをようやく発見し、新しいバッテリーも入れた。散歩の歩行距離、歩数、消費カロリーに歩行時間などを確認すると、励みにもなり落胆のもとにもなる歩数計。なければないでも歩けないわけじゃないし、とは思っていたのだけれど、事態が深刻になっていたのだ。
腹、おなかと付随する体重の増え方が、ここ数ヶ月ではんぱではなく、このままだとベルトを外したジーパンさえはけなくなる事態に。気づいたのはつい先日。なんだか顔と腹がむくんできたなあ。どうやらまたぶり返したらしい花粉症の影響か、不思議だ、とつぶやきながら乗ってみた風呂上りの体重計にがくぜんとした。
手帳の隅に記録してあった3ヶ月前の数字と比較すると、いや、比較したくもないのだが、別人のものか機械の故障としか考えられないありさま。我が目を疑い風呂場の鏡をとくと見つめると、やはり別人だ。いや、本人だ、自分、自分。まいったなあ。油断してたなあ、寒いしひもじいからと。寒いから外歩きの機会が減り、夜中のフロントに一人詰め、気づくと引き出しのチョコやら飴やらと口に入れていた。差し入れの夜食だけは控えめにしていたのに、逆効果だったか。
ともあれ3月。改むるにはばかることない新しい月の始め。よし、夏までに可愛いワンピースが、じゃなくてビキニを、でもなくて、ふつうにTシャツ、ジーンズで過ごせるようにしようじゃないかと小雨くらいなんだ、と多摩川土手の散歩コースを大回りして歩いた。
左の緑卵は、薬局ですすめられた「花粉症で目がかゆい人」のための目薬だ。今日は雨模様できっと飛散量が少ないからかゆくもなく、目薬の実力を試せなかった。でも明日はまた陽が射すというから、上着のポケットに突っ込んである。二つの卵、これから存分に活躍してもらおう。
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でもやっぱり自分、本人なのよ。
老いていく自分を自然に受け入れるのには、ある種の器量が必要ですね。
私は新しい仕事を始めて二ヶ月半で2,5キロ痩せました。
おお、良いことじゃ。
私も試しに万歩計で測ってみようかな。
花粉症お大事に。今年はことのほかひどいようですから。
花粉もねえ、自分はならないものと決めていたのに、たく。