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「アイスの日」ではないよ。
秋の風を感じたと思ったの束の間、東京では暑い日が続いていますが、「アイスの日」ではありません。
「あいしゅの日」
ネットで知ったのですが、今日、8月24日は「愛酒の日」らしい。
酒を愛したことで有名な歌人・若山牧水の誕生日にちなんでいるそうです。
確かに若山牧水、酒好きで有名ですね。
客観性・普遍性はさておき、ウィキペディアにも「毎日一升」とか「(酒の飲みすぎで)肝硬変」とか「無くなった時も死体は傷まず「生きたままアルコール漬け」と医者が驚嘆」とか、お酒に関するエピソードには事欠かないようです。
何かイベントでもあるのかな?と、若山牧水の関連サイトなどを見てみたのですが、それらしきもの出ていません(「愛酒の日」というのも出てない)。
代わりに見つけたのが、
こちら
「牧水かるた」です。
これ、牧水の地元、宮崎の東郷町で、
「児童生徒の健全育成、余暇の活用という視点から郷土の歌人若山牧水の歌から選んで『牧水かるた』を作成してはどうか」
という提案があって作成されたものらしい。
その後、実際に100首が選定されたということで、上の写真のサイトでは、100首の紹介と共に、表示された上の句に対する下の句を5択で選ぶ、というゲーム?になっています。
こんな感じ
酒好き(というか、飲んだくれ)の牧水の歌とは言え、目的が「児童生徒の健全育成」ですから、さすがにお酒はないのかな、と思ったのですが、ざっと見た感じ、3首ありました。
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり
かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ
時をおき老樹の雫おつるごと静けき酒は朝にこそあれ
まあ、「白玉の~」は牧水の代表作とも言える有名な歌ですから、「児童生徒の健全育成」ということもわかるのですが、後の2首は、、、、。
でも、「かんがへて~」という歌、「今日は一合と」と考えて飲み始め、「あれ二合(、でもいいか)」という、おじさん(おじいさん)の一人酒を詠ったものでしょうか、雰囲気が出ています。
ただ、これ、牧水が二十代半ばの歌らしい、、、、、老成しすぎ。
ともあれ、今夜は牧水と一献、ですね。
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