Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

酒田をちょっと散歩 5

2019-06-02 19:15:03 | 散歩
地元民には特に面白くもないシリーズですが、とりあえず酒田に興味を持っていただければ幸いです

5回目の今日は船場町~台町界隈を少しだけ紹介します(お馴染みの相馬楼とかは次回で紹介予定です)

まずは酒田では「うなぎ」といえばこの店、「玉勘」。天保期に創業し明治の初期から鰻の専門割烹としてこの場所で商売しています
現在の建物は大正期に建てられたようですが、中は迷路のような不思議な造りになっています。(理由は想像して下さい)


「玉勘」を通り過ぎ、すぐの角を左に曲がると「旧猟師町東小路」、右側に見えてくるのが「上喜元」でお馴染みの酒田酒造です



この通りを真っ直ぐ行って、日和山公園へ続く十字路を突っ切ると、右に見えて来るのが「傘福」で有名な「山王くらぶ」です
ここは元々は明治28年の作られた老舗の料亭で、現在は国登録文化財に指定されています(知らんかった・・・)
ワタシは随分と昔にここで忘年会をやった記憶があります。

なかなか堂々たる建物ですね


「山王くらぶ」の向かいにあるのが、平成27年12月に閉店したグランドキャバレー「白ばら」
その後、酒田市出身の歌手、白崎映美さんらを中心として「白ばら」を再生するべくクラウドファウンディングで資金を集め
閉店から2年後にレンタルホールとして復活、かつての酒田を代表する夜の社交場「白ばら」の文化は受け継がれました。
白ばら復活の経緯は、コチラのサイトでご覧下さい。


この通りは通称「台町」と言って、ワタシの若い頃は酒田で一番の歓楽街でしたが、現在は寂れてしまいました


この建物は1887年に芝居小屋として創業、やがて映画館として2002年1月まで営業した「港座」
「おくりびと」の撮影でも使われましたが、ワタシらの世代は学校行事でこの映画館で映画を見たものでした。
内容は忘れましたが、木下恵介監督の「なつかしき笛や太鼓」だったような・・・


ちなみに、港座の斜め向かいには、こんなお店もありましたが、とっくに閉店しています
(若い頃行った記憶が・・・汗)




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒田の人さんへ (Dr.K)
2019-06-03 09:07:02
天保期に創業したうなぎ屋さんが今も営業しているんですか。
古い街ですね(^-^;

かつて盛っていた街並みが寂びれていってるのは何処も同じですね。
かつての繁華街はシャッター通りになってきていますものね。
これも時代の波でしょうか。
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酒田5 (ことじ)
2019-06-03 20:53:59
上喜元は聞いたことがあります。
飲んでみたいですね。
酒に関わる思い出が多いのはやはり
すきこそでしょうか(笑)
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2019-06-03 21:13:14
地元のお店というのはあまり興味をそそらないものがありますが
こうして調べてみると、実に歴史のあるお店が今の残っていることに気付かされます。
地方の町の多くは人口減等によって寂れる一方ですが、いかんともし難いことなのかも知れません。
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ことじさんへ (酒田の人)
2019-06-03 21:18:20
酒田の酒といえば、「初孫」や「上喜元」
「菊勇」、「楯の川」といったところがあります。
全般的に甘口のような気もしますが、日本酒はあまり詳しくありません。
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