堺北民主商工会

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社会保障費が厳しくなるカラクリ

2008年08月05日 12時42分59秒 | 世間の話
民商の会員さんや街行く人から必ず寄せられる話。それが・・
「国民健康保険料が高すぎる」

社会保険加入の方は半額が会社負担なので、それほど実感が無いかもしれませんが、日本一の水準である堺市はそれはそれは異常な高額になります。

何故そうなるのか?
その一番目に来る理由が国が予算を削るから。
しかしこの一番目の理由を理解している国民が少ないと言う点に今の矛盾の深まりがあります。

そもそもこの国の予算のカットは02年に小泉内閣が3000億円のカットを始めた事が原因です。(二年目からは2200億円)
それは毎年続き、今年も2200億円のカットが出されました。

この間、大企業重視の減税、軍事費の聖域化、道路特定財源の温存、株売買益への課税を緩くする。などなど様々な政策を自公政権は行ってきたのですが、医療費に関しては一貫して莫大な予算をカットし続けているのです。

つまり、社会保障の維持充実の問題とは「何にカネを使い、何にカネを回さないか?」が一番目に来る問題のはずです。
が、この間繰り返されてきたのは、財源論ばかりでした。

バカの一つ覚えのように消費税増税を唱える。
惨い後期高齢者医療制度
などはその典型でしょう。

税金の使い道そして、それを誰が捻じ曲げているか?を苦しんでいる人自身が知らなければ、何も良くならないのでは無いでしょうか?

事務局:つ