堺北民主商工会

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ある青年部員さんとの会話

2008年07月01日 12時27分05秒 | 平和運動
先日、ある青年部員さんと会話をしました。
久しぶりに会ったので話は家業の話(その人は畳屋さんをしている)から病気のお父さんの事そして、蟹工船から憲法の話まで、多岐に渡りました。

響きあう会話は確実に人生に潤いもたらしてくれる、と確信する時間でした。

そんな中、ハッとさせられた話があったので紹介します。
大阪弁バリバリの会話です。

「でもね~、事務局つ君、最近年寄りの人と話しする事あって、そのじいさん最近の暗い事件を見て『日本はどうなるんや』って言うんですよ。
でね?俺がその時思ったんは、たった60年前は学校で子どもに天皇の為に死ねって教えてて、しかも外国に兵隊出して滅茶苦茶人を殺してたんでしょ?
事件を起こす奴は勿論悪いんやけど、国家として人殺しと命の犠牲を強制していたっていう過去を比べたら、今の方がずっといいやん!って俺は思うんですよ」

なんという優れた感性でしょう。
それまでの人生経験から、ここまで正鵠を射る発言をサラリと出来るという素晴らしさに痺れました。

本当の意味の幸せや自由、つまり真理を認識し、過去との繫がりを捉え、より発展させていく。

何気ない会話でしたが、とても心が温かくなって時間でした。
励みになります。

事務局:つ