堺北民主商工会

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源泉徴収税額にご注意!

2007年01月31日 09時46分55秒 | 税金の話
今日は1月31日、早いもので今年ももう一ヶ月が過ぎ去ろうとしています。
お給料の計算をされている業者の方も多いと思います。
今日はそんなお給料と税金にまつわる話です。

ある会員さんからお電話を貰い、従業員の給与や役員報酬の源泉徴収税額の話をしました。
「天引きする税金がなんだか安くなってるんですけど・・」
との事。
源泉所得税は税務署発行のパンフレットを参考に天引きします。そのパンフの数字があまりに安くなっているので心配になって民商へ電話をかけてこられたのでした。

実は地方税の改正の関係で、今年から国への納める所得税は最低が5%、地方自治体の税金が10%に変更されたのです。(それまでは5~13%の累進課税でした)

ですから、国へ入る源泉所得税は当然安くなります。
6月に来る市民府民税が倍増以上になるので、きっと皆さんびっくりされると思います。

以前にも書きましたが、この地方税が10%に統一される所にはカラクリがあって、金持ちの人は税率が3%下がっているという点が今の政治の問題点という所でしょうか・・。

いずれにしても実務では源泉徴収税額に誤りが無いようにしなければなりませんので、下の税額表を参考に気をつけて給与計算をして下さい。

http://www.nta.go.jp/category/pamph/gensen/5276/01.htm

事務局 つ