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佐渡出身の長男坊「佐渡むじな」が、都会で過ごす日々の記録。佐渡と東京で得た情報を公開しております。

交通取締りの目的とは~むじなの関心

2005年10月24日 | Weblog
 表記の通り、昨日から道路交通の交通取締りに関して、警察は一体何の為に速度違反やシートベルトなどの交通取締りを実施しているのかについて、考えているこの頃であります。

 我々生活をしていく為にも、インフラである一般道路や高速道路と、自動車や二輪車を活用しなくてはなりません。悲惨な交通事故や飲酒運転や無免許運転を指す悪質な交通違反者の抑制や暴走族などの排除をする為に、交通取り締まりは是非とも実施するべきかと思います。

 実際の道路上で仮に違反の摘発を受け、交通切符を切られ反則金を納めた場合、大抵のドライバーは「なぜ俺だけ捕まってしまうのだろうか?他の人も違反をしているのに…」と考えた方が殆どだと思います。
 それも、ある意味一般社会的に考えると特定攻撃されている気がするという事があるじたい、現在の道路交通法においての矛盾点に感じられるかと思います。

 交通違反は確かに法律違反でありますが、交通違反は殺人や窃盗などを取り扱う刑法と比べると社会道徳・理念上それ程、重い処罰や非難を受けることはありません。しかも、事故以外の場合は「他人に迷惑を掛けていないから大丈夫」と認識して、運転しながら且つ交通違反をしているドライバーが殆どかと思います。

 飲酒運転や暴走運転などの(俗に言う赤い反則切符範囲)場合は、それを犯した場合は刑事罰と同等の処分を受け、略式命令形式で罰金や禁固を命じられることは認識しています。

 ところが、20~25km位の速度超過や一時停止無視、駐車禁止などの青切符の範囲は、交通反則通告制度(反則金を納付すれば刑事事件として取り扱うことを省略が出来る仕組み)により、反則金を納めれば安易に違反に対する処分が終わると認識されており、これがつまり「ちょっとした減点や反則金を納めてしまえば、すこしの違反でも良いだろう」と、世間一般に認知させてしまっているのではないか?と考えれられます。
 もし、仮に一時停止違反や駐車違反・信号無視をしたら、罰金30万円もしくは懲役1ヶ月という重い処罰を定めていたら、そりゃ誰もがやらなくなるわけですし…。

 なので、交通違反する世間一般的ドライバーに、青切符範囲である軽微な交通違反に対して罪の意識が低いことに加え、この規制制度がはたして適当・妥当であるのか、この現状を踏まえた取締検挙が適正なのかという疑問が、交通違反の問題のあり方や取締りの定義が複雑になっているのも現状であります。


 交通取り締まりに関して、警視庁が定める「交通違反取締規定」によりますと、
(基本方針)
第4条 違反の取締りは、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑及び交通公害の防止を図ることを本旨とし、適正に行わなければならない。

(違反事実の証明)
第5条 違反の取締りに当たっては、事実関係を明らかにし、違反事実の証明に欠けることのないようにしなければならない。

(受傷事故の防止)
第6条 違反の取締りに当たっては、他の交通等に十分注意するとともに、装備資器材を活用して受傷事故防止に努めなければならない。

 と、このように定義付けされております。
 つまり、道路の危険防止と交通の安全と交通公害を防ぐことが、取締りの目的であると定めております。


 ところが、半年前にも佐渡で警察の交通取り締まり方法についての記事を書きましたが、東京・警視庁でも、速度取締りの取締りのやり方にやはり疑問点を感じております。

 本当に、下記の写真のようにな取締方法で宜しいのでしょうか。
 このやり方で道路の危険防止として役割を果たしているのかと疑問が浮上してきます。

※実際に私は検挙された訳ではなく、通りかかったときに取締りをやっているということが気づかなかったことから、一体何の為にやっているのだろうと色々記録させて頂きました。

■日時・場所
 平成17年10月23日 11:45頃
 東京都杉並区下高井戸5-12付近 都道14号線新宿方面車線側



 速度違反の現場確認をするのは、速度測定装置を操作している警察官が実施しておりまます。
 これは、速度違反の事件が起きてから検挙をするものと考えられます。



 本件にて、私が知りたいのは一体何の為に取締りをやっているのかが一番の知りたいポイントであります。
 ? 道路における危険を防止する為なのか。
 ? 危険とされる被疑者の立件・洗い出しをしている為なのか。

 隠れて事件が発生しそうな場所に、常に事件発生をしている、若しくは事件発生させる可能性があるドライバーに、事件が起きてから検挙をする事は、警察以外でも誰もが出来ることですが、危険行為が起きて居る事を知っていて検挙していくのか…。
 


 もし、隠れてなく「取締実施している」事を警告発してれば、ドライバーは交通違反の認識を促進させ、全てにおいて事件発生を未然に抑制させることが、本来の警察としての社会的役割と職務だと考えておりますが、一体どっちが正しいのでしょうか?

 今後の警察活動を正式に理解したい為に、東京都公安委員会に文書で尋ねてみることにしております。
 これは、皆が一番身近な事で知りたがっている事だと思いますし…。
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