♪マイアヒ～マイアフ～マイヤハー～
この奇抜な歌詞の駆け出しで、この夏に有名になったOZONE「恋のマイヤヒ」。
ネコがお酒を飲みまくる動画とセットで覚えてる方々も少なくはないと思います。この動画とCDはエイベックスが販売したとのことですが、この営利目的での動画パクリが色々と問題になっていましたね。
※まだ見ていない方は下記の動画フラッシュをチェックだ。
恋のマイアヒーの原画
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■毎日新聞 2005年11月23日の記事より一部抜粋
のまネコ：専門学校生を再逮捕、「騒ぎに便乗」と供述
専門学校生は９月３０日、インターネットの掲示板に「エイベックスはのまネコの使用を即時中止しろ。要求を受け入れないと、社員を刃物で殺害する」などと書き込んだ疑い。
同社は「１０月上旬までに１４件の犯行予告が書き込まれ、すべての事件が解明されたわけではない。警察に全面協力し、不法行為に断固とした措置をとっていく」とのコメントを出した。【宮川裕章】
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んで、もともとこの「ネコ」や「マイヤヒ動画」は、インターネットの世界で俗に言う「２ちゃんねら」の方々で色々意見出し合って創意工夫して出来上がったものであるんですよね。
営利目的でも何でもなく、ただ２ちゃんねら同士が集まって楽しむ為だけにつくられていたらしいです。
（それが２ちゃんねるの醍醐味でもあるんでしょうが）
それをエイベックスが、誰のものでもなく誰もが著作権を主張しているわけでもなく、ただみんなで無償で作られた作品を、エイベックスが著作権を握ろうとして儲けようとしていた行為が、２ちゃんねらに反感を買ったそうです。
かと言って、「権利を放棄しなければ社員を殺す」と言って脅迫・殺人予告をすることは…。((；゜Д゜)ガクガクブルブル
気持ちは分かるけど、脅迫はしちゃならんとですよね。
面白半分でやってたようですが、殺人予告は明らかに刑法に抵触する重大な犯罪です。絶対にやっちゃいけません。
しかし、まぁ、今回の事件の一番の切っ掛けであるエイベックスは「不法行為には断固した措置をとっていく」と被害者的なことを言ってますが、権利フリーのモノを権利として得ようとして金儲けにしようとする姿勢も、ある意味民法上の「不法行為」にもなるような気がしますが…。
法律では抵触しない部分ですが、人間と人間との信頼関係を踏みにじる行為の一部と言うか、図々しいというか。
”これはみんなの為に無料で作りましたのでどうぞご自由に遊んでください”と提供していたモノを、「これは誰も権利を有していなかったから、俺が権利を貰った。これで儲けたものは全て俺のものだ」と言って、独占する人が現われたら…あなたは如何思いますか？
そりゃ、誰だって気分悪くするような行為だろうからなー。
