ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

体重計

2011年09月16日 22時41分32秒 | タイ文化
タイ人は、
「年齢いくつ?」
「体重はいくつ?」
の、日本でならば初対面ではなかなか聞けないタブー視されることを
まったく躊躇なく聞いてくる。

年上ならば相手を呼ぶときに親しみを込めて「ピー」をつける、
年下ならば「ノーン」。
だから、タイ人にとって初対面で年齢を尋ねるのは必要なことで
失礼でも何でもないのだ。

そして、体重。
こちらは、ただ単に気にしてないだけなのか、
体重ネタで笑うことも多いし、何キロ増えた、何キロ減ったと常に体重のことを
話題にあげているような気がする。
体重に関心があり、なおかつ体重ネタが好きなのだ。


タイには町のいたるところに体重計がある。
ちょっとした商店の店先、セブンイレブンの店先、
大きなデパートの中には一つの階にいくつも体重計が置いてある。
     
 

私はタイに行ってすぐに体重計を買ったが、さすがタイ、
狂っていて全くあてにならない。
だから、ちょくちょくと近くの商店の店先にある体重計に乗っている。
1回1バーツ(3円) 
狂っている可能性大の体重計を今から買うより計量が確実な上、きっと安い。


1バーツ入れて体重計に乗ると、機械によっては音楽が鳴り、
こっそり計量したい私にとってはちょっとあせる。
だけど、あせっているのは私だけで誰も知らん顔。
後ろにおじさんが順番待ちするときもあり、
時には、商店の店員が 「お? さちえ、何キロ?」と出てきてのぞき込む。
思わず赤面。 やっぱり私は日本人だな。
   

ちょっと太っちゃった、と言うと、店員は
「あの公園で毎日エアロビ教室をやっているからいったらいい。
 無料だから!」
と熱く親切にすすめてくれる。

体重計がそこら中にあるタイ。
体重計に乗ったら、ほほう、どれどれとのぞき込んでくるタイ人たち。
かといえば、人の体重にさほど関心はなく、その時限り。

じゃあ、日本人ってどうしてこんなに体重にこだわるんだろうって逆に思ってしまう。

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