saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

綺麗に熟成したBeerenausleseでした。

2011-01-31 00:44:53 | 日記
一昨日はこのRheinhessenはAlsheimにあるWeingut Rappenhofの1994年のGuntersblumer Eiserne Handという地所のGewuerztraminerのBeerenausleseの残りを飲みました。


何故残りかというと昨年12月12日のワイン会の時に最後に抜栓したのですが約3分の1程余っていたからなのです。


飲んでみるとまだ幸いな事に劣化しておらずその濃い甘さが主体の(酸はやはりあまりありませんでしたが)エッセンスを堪能出来ました。


公的検査番号は「42521753594」になります。


16年という時の流れに思いを馳せながら感慨深く楽しめました。
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5 コメント

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腐りがどうしようもない糞 (pfaelzerwein)
2011-01-31 15:40:42
元々こうした高濃度の甘口は味噌糞一緒で、その差が分かる人は容易に手を出しません。ですから、劣化も何も初めからあってないようなものです。

一寸考えてみれば分かりますが、高エクスレの葡萄を辛口にして高アルコールで醸造してみれば、飲めるワインなどは殆どないことは自明ですね。腐りがどうしようもない糞だからです。

しかし甘さを残して醸造すれば、あら不思議、一寸亜硫酸を振り掛けて、悪酔いには最適ですよ。
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悪酔いはしませんでしたが (Saar Weine)
2011-01-31 19:40:06
pfaelzerwein様、こんばんは。確かにこういう貴腐はその品種の特徴が分かりにくい場合がありますよね。


とは言うもののそちらではクニプサーなどは綺麗なアウスレーゼのトロッケンを結構造っていますよね。

確かにエクスレ度が上がる程等級が上になってしまうというワイン法が矛盾を抱えているのかもしれません。
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クニプサーなどは綺麗なアウスレーゼ (pfaelzerwein)
2011-02-01 04:16:04
そうですか、それは知りませんでした。赤ならば樽のヴァニラ味で騙せますが、辛口のアウスレーゼはどのような味をつけているのでしょうね。親仁さんには赤の造りかたを注意しておきましたので、白でも注意するでしょう。

現行のワイン法はVDPでは全く意味を失っているのはご存知の通りです。改正法にロビー活動を強力に掛けていますので、ご期待ください。
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日本で試飲した限りでは (Saar Weine)
2011-02-01 23:53:37
pfaelzerwein様、こんばんは。クニプサーのアウスレーゼのトロッケンで印象に残ったのはシャルドネのバリック仕立てやグロースカールバッハーブルクヴェークという地所のシュペートブルグンダーなどでしょうか。(このシュペートブルグンダーはバリックではありませんでした) 後はジルヴァーナーなどもあってびっくりしたものです。


では貴兄のロビー活動の成果を楽しみにしたいと思います。
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ドイツの赤ワインの巨匠 (pfaelzerwein)
2011-02-02 05:01:33
「このシュペートブルグンダーはバリックではありませんでした」 ―

今日丁度その話を掃除のオネエさんと話してましたが、「クニプサーはピノノワール造り手ではない」と言う上で述べた事実と重なります。つまりそれはなにもバリックには限らなくて、タンニンなどの成分を抽出する葡萄の使い方が出来ておらずに、樽のヴァニラ味でしか味を熟成させてないと言うことでもあります。本当の赤ワインのみには物足りないドイツの赤ワインの巨匠ですね。私も2005年産を飲んで、ご本人に直接意見しましたので、その程度は良く知ってます。

「後はジルヴァーナーなどもあってびっくりしたものです」 ― ジルファーナーは、赤葡萄やブルグンダーと並んで低地プファルツの主要生産品ですよ。まともなリースリングなどは出来ませんからね。その状況はラインヘッセンとあまりかわりません。
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