saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

Van Volxemのシーファー土壌の収穫からのRieslingです。

2015-06-26 10:02:49 | ワイン

昨日この先月の旅行の時に購入したVan Volxemのシーファー土壌の収穫からのRieslingを飲みました。


飲んでみるとアルコールのアタックはわりと感じるのですがSaarらしいはっきりとした酸も後から感じる事が出来ました。


とりあえず普段使いのワインとしては上物という印象でした。

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6 コメント

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「Saarらしいはっきりとした酸」 (pfaelzerwein)
2015-06-26 15:40:39
これも私には理解不可です。大分ザールのものも飲ませてもらいましたが、ぼやっとはしていてもはっきりは殆どなかったです。酸がくっきり出るのは石灰の入っていない雑食砂岩か、千枚岩のような土壌だと思います。スレートは比較すると鈍い酸です。

アルコールは12度まで上げてあるので強い感じでしょうね。その辺りが私の口には合わなくて、更に酸の分解も十分でない印象がありました。買い付け葡萄で価格9,90ユーロは可也高価と思います。BWのグーツリースリングの方が安いのですから。
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「はっきり」とは書きましたが (Saar Weine)
2015-06-26 21:14:54
pfaelzerwein様、こんばんは。


アルコールを感じた後で強くはないけれどもはっきりとした酸が感じられました。
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「酸の分解も十分でない」 (pfaelzerwein)
2015-06-26 22:03:17
この意味が十分に分かっていないかもしれませんので、書き添えますが、果物が熟成する前の酸は危険で鋭く強く、林檎酸として分類されますが、半減も早いので高級リースリングにはなりません。

しかし、果物が変色するようになると酸が分解してワイン酸などになりますので、たっぷりとした長持ちする良い質の酸になります。

瓶詰め番号の若い裾の辛口や、「手軽な甘口」は林檎酸の割合が高くなります。もしかするとそうした経験からザールの酸が鋭いと思っているならば、それは大きな間違いです。誰が酸の減衰の早いリースリングに割高な価格をつけるでしょうか?

勿論上のリースリングが必ずしも若摘みとはいえませんが、酸の細やかさや質で、ザールの酸としてそれほど感心しなかったトいうことです。
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リンゴ酸ではなく (Saar Weine)
2015-06-26 23:15:57
pfaelzerwein様、こんばんは。


ワイン酸が豊かならザールのリースリングもきちんと熟成する訳ですね。
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その通りで、 (pfaelzerwein)
2015-06-27 09:14:35
瓶熟成が個人では難しい日本でも、少なくとも瓶詰め後二年以上は賞味期限がないと商売になりませんから、最低の熟成可能なワインが望まれます。

甘口の場合は、酸が分解されていれば、貴腐が入っていても問題なかったのですが、辛口の場合は飽くまでも健康な葡萄とケミカルが入らない生の風味が要求されますから収穫が極端に難しくなります。だから天然酵母のみで醸造できている醸造所は今でも数えるほどしかないのです。

つまり、昨今商いされている軽い甘口というのは酸も十分に分解されておらず、葡萄の熟成度や健康度も低いので市場価値の低いワインです - 因みに醸造所に送らせた軽快な甘口ワインは既に到着したのでしょうか。それらは輸出入業者にとっては扱いにくい軽アルコール飲料のような商品です。つまりそのような新鮮な自然派のワインよりも、嘗てのケミカルなどをうまく使った調整の出来た甘口が好んで日本等で紹介される所以です。

嘗て、モーゼルやザールのリースリングと呼ばれていたものの大半は葡萄を腐らせて、亜硫酸等で殺菌して培養酵母やケミカルで調整して、酸はこなれていても、甘みや可酸等で味を調えて、経年変化で糖が落ちていくだけで酸の量感のあるリースリングで、熟成すると言われていたのでした ― そのようなリースリングがモーゼルヴァイン称してとして盛んに日本等で紹介されて、販売されていたのです。

最近、重い甘口リースリングが殆ど醸造されていないのは、希少変動だけでなくそのような背景があるからです。ただし数年に一度は、アイスヴァインやTBAなども生産されます。

BJの親方が語ったのは、ナーヘやモーゼルで秋に長く葡萄を下げて置くので分解が進む一方酸の量感があるのは辛口においても健康である限りは不利にはならないということです。
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だからエゴンミュラーなどは (Saar Weine)
2015-06-27 09:36:05
pfaelzerwein様、おはようございます。


だから(スロバキアやオーストラリアのジョイントベンチャーのところはさすがに例外ですが)甘口のスタイルになっているのでしょうね。
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