鱒釣堀競技 ”者” Stanの備忘録。

夏は渓流、冬は鱒釣堀大会。
鱒族中心に季節が過ぎてゆく、
私の独り言&備忘録。
タイトルは、トラエキ復活まで。

内容より、場数。 かな。 今は。

2011-06-17 23:01:54 | 鱒釣り
ここ信州の川も、ようやく春を抜け出し、初夏の雰囲気が見えてきました。
その源流である山は、いつまでも冠雪をまとい、豊富な水量のまま推移。
キモチは既に釣堀競技シーズンオフ、川に興味が移行しているはずなのですが、
なかなか魚の本来のつき場に挑めぬまま、
はや数か月が過ぎてしまいました。。。

某、ホームは一時の山体崩落の後、釣り人が絶えていたのですが、
ここ数年は、誰かが必ず入渓している状況で、私的には、複雑。。。

少し前であれば、渓に入ると、そこは完全に自分の世界。。。
手と目は忙しく動き、間違いなく魚と対峙しているはずなのですが、
渓をどんどん遡行し、リラックスする毎に意識が、周辺から、心の内面に移り、
様々なヒラメキや、格言が、とめどない花火のように打ち上げられ、
音にならない、非常に心地よいリズムが感じられたものでした。
こういうときは往々にして、釣れても、釣れなくても、充実感のある
一日を過ごせたものでした。

でも、最近は、、、。
まぁ。愚痴ってもしょうがないのですが、カランカランと、
過剰に耳につくクマよけ鈴の音が近づいてくると、
一気に前述のアチラ(笑)の世界から引き戻され、
ハードランディングさせられること度々。。。
ちょっと、違うんだよなぁ。。。

そんな昨今でしたが、今期に入り、
通勤途上の車中、橋の下から覗く、巻き返しが気になっていました。

ついに本日、会社からの帰路、チョットだけ竿を出してきました。
いつもの山岳渓流ではなく、車から歩いて20歩?
もちろん、行動食とか、荷物は一切なし。タックルも至極簡便。
生憎、先行者が居たようですが、そんなの気にすらならない。。。
釣れることや、前述のようなアチラのの世界は、期待していませんから。

なぜなら、フラっと立ち寄っただけなんですから。。。
こういうキモチ、一寸新鮮でした。

むしろ、先にプレッシャーを受けているのは歴然ですから、
先行者が流さない(であろう)方向や、立ち位置を工夫し、
アプローチするワクワク感。そして、チェイス。チェイス。。。

でも、帰っていった。。。(笑)


それでも、ほんの数分で、十分愉しめた。

意外はあるが、実はこれが普通なのかもしれない。。。

今までは、こと、川に関しては、
お膳立てばかり気にしすぎていたのかもなぁ。。。
などと反省しながら、今後は、もう少しカジュアルな釣りも、
愉しんでみようかな。と、思っています。