すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

曇天の春ドライブ、水墨画の世界へ

2021-04-13 | ノルウェーの自然

先週は、おばちゃんの遠出をしてきましたよ。

トロムソから車で1時間半、Lyngen(リュンゲン)へ。
宿泊は、カワウソヒュッテにて。

カワウソヒュッテとは、
よしえさん以前に登場)が賃貸用に改築した自宅の一階。

 ※ノルウェー人では、Hytte(ヒュッテ・自然の中の小さな別荘)を持つ人が多いが、コロナ期に国内のhytteが、さらに売れたらしい。

考えてみたらこの3年、2~4月は
近場でスキーするので精一杯。
どこかに出かけるなんて
考えたこともなかったんですねえ。

家を脱出、スキーするぞ!

あいにくの曇天。
ところが、これが、水墨画の世界。

道中で、すでに満足してしまいました。

今日は、北ノルウェー・曇天の春ドライブです。

皆さんも ご一緒にどうぞ!

トロムソを出た時点で、ワクワクしてくる。

これは、トナカイ。ヘラジカにも気をつけて。

夏、鏡のようだったフィヨルドが、見事に凍ってる!

むむむ・・・よくみると・・・氷に穴開けて魚釣りしてる!
これが一度してみたいんですよねえ。

ここは、凍ってない。と思いきや・・・川からの流氷。

同じフィヨルドの中の分岐点!
場所によって、凍るフィヨルド、凍らないフィヨルドがあるのです。

ドライブイン。

吹きつつある芽と新雪の紡ぐ様には、ため息が出る。

写真に入り切らないのですが、左の山も美しく海に映っています。

馬が外に出てる! 数少ない種・「リュンゲン馬」。


羊も! 丸くなって食べてるお尻が何ともかわいい。
 
あれは・・・?・・・もしや・・・!
 
やっぱり、ワシだ! 
こんな道路際にいるなんて、さすがリュンゲンだわ!

左手に見えますのは、リュンゲンアルプスの一部でございます。

ギョッ!海岸際まで切り立つ・・・そう、ここは雪崩の名所。

雪崩に備えて、非常電話。


ポッル山トンネル 3230m


トンネルの上を雪崩れてくれたらいいのですが・・・
とにかく、この時期は、どこも雪崩に要注意です。
 
時刻は、夕方4時。でも、太陽が、まだこんなに高い!
雪に惑わされるからか、
日が長くなっているのに、未だ驚きます。
 

カワウソヒュッテに無事到着。

皆さま、お疲れさまでした~!

さあ、カワウソヒュッテでくつろぎましょう。



床暖房に、薪ストーブで、ぬくぬく快適!
食料以外は、すべて揃っています。
 

リュンゲンも、見どころいっぱいです。

今はこんな時期ですが、
日本からのお客様が、安心して
リュンゲンまで足を運んでいただける日を
楽しみにしています!

とにかく皆さん、
元気でいましょうね!

コメント
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