●車に乗れるようになって、行動範囲が変わった!
7月以来、あれほど怯えて抵抗した車に、
今では自分から乗り込むようになりました。
と言っても、ソラがジャンプするにはステップが高く、
「せいのう!」と吊り上げられてます。
秋にはソラも一緒に山に登りたいと思っていたのですが、
それは難しそう。
そこで、ドライブしていろんな所を体験しました。
サーモンリバー
お泊りの必需品・ケージ
●屋外で自由に
トロムソでは、散歩先でリードに繋がれていない犬をよく見かけます。
でも、「kom her!」の一声で、彼らはすぐに飼い主の元に戻る。
実によく躾けられています。
でも、悲しいかな、ソラの耳は衰えていて、
「そらー!」と呼んでも知らん顔。
「呼んで戻る」は無理・・・。
それでも放してあげたくて、こんな所に連れて行きます。
犬を屋外で放すまでの練習の場でしょうか。
ここでリードを外しても、14歳のソラは走りません。
ここでも、クンクンと臭いをかいで、草むらに行く。
犬より植物が好きなソラ。
リードから解放されても、ソラの行動は同じでした。
きっとソラなりにいつも自由にしているんですね。
最近は、私も
「もっとソラを躾けておけばよかった」とは思わなくなりました。
●ブルーベリーを発見!?
ある日のこと、ソラは初めての地でどんどん進みます。
それが、水がついた道だったので、
私は、ソラを違う道に誘導しました。
すると、その違う道から、また同じ場所に向かおうとするのです。
あきらめて水浸しの道を行くと・・・
なんとブルーベリーがいっぱい!
ソラ、お手柄やわあ!
でも、ソラはすぐに飽き、
ブルーベリー摘みに夢中な私たちに付き合わされるのです。
●2階のリビングに来るまでの壁
ソラとリビング(2階にある)で一緒に過ごす。
9月始めにして、この念願がやっとかないました。
なぜ、そんなにかかったのか?
まずは、階段がソラには滑りやすく、登ろうとしませんでした。
抱いて連れていこうものなら、
暴れて飛び降ります。
ベランダまでは来れるんだけどなあ
やっとベランダからリビングに入った時、
ソラはいきなり走り出し、
あっという間に階段を滑り落ちてしまいました。
幸いにも怪我はなかったのですが、
2階はさらに遠のきました。
●やっと二階のリビングに来れました!
それでも、冬までにリビングに来てほしいと思っていたら、
そのチャンスが訪れました。
時が14歳のソラから記憶を消してくれたのかもしれません。
今では、二階に来たがります。
なのに、未だに二階に来ると落ち着きません。
あっちこっち歩き回ってばかり。
床に横たわることがないのです。
そのうち、と思うのですが、これがなかなか、なかなか。
クンクン何かきっと落ちている・・・!あんたは、掃除機か?
しかし!
私がハープを弾くと、横になってくれるんです。
ソラは、ずーーーーっと、私の第一の聞き手でいてくれましたから。
ただし、私が弾きこなした曲しか横にならない・・・厳しい!
●えっ、よそのうちでも平気?
この週末は、相方さんの妹さんの家に泊りました。
やっぱり、あっちこっち歩き回ります。
でも家では、日本にいた時のように来客に吠えるのですが、
ここでは全く吠えません。
よそのお宅では、番犬ではなくなるようです。
そして・・・
ガ~~~、ガ~~~
なんと、来客もあった中、ソラはいびきをかきだしたのです。
おー!私と相方さんは、にんまり。
皆さんには、素敵な犬だと褒めてもらって帰ってきました。
今日は一日中、ガー、ガー寝ています。
たぶん、あと二日は、寝まくると思います。
正直で、賢くて、すぐしり込みするソラ。
全てに時間と手間のかかるソラ。
ゆっくりゆっくり変化していくソラ。
優しく穏やかに私につき合ってくれるソラ。
「ありがとう」。
やっぱり、それしかないなあ。
今週は、私の語学学校の秋休みです。
秋と言っても、
先日から山は雪で真っ白。
町は一日中霜景色です。
気温はほぼ0℃。
ソラ、この冬も無事乗り越えてな。
先日お泊りしたセニア(Senja)にて
トロムソにて 山は、トロムスダーレンスティンデン(Tromsdalstinden)