ターボの薩摩ぶらり日記

歳時記を念頭において

三味線草

2006年03月26日 | 俳句雑考

公園に若い母親が乳母車を押して現れた。
草が萌えはじめたところで、乳母車をとめて、なかから幼女をそとに出した。
幼女は草を摘みはじめた。
画像は24日、本埜村滝野で撮した。

   摘み来しは三味線草の類かな   夜 半

蕪村に有名な「妹が垣ね三味線草の花咲きぬ」という句があるが、ながい間、三味線草は特別の花で、めったに見ることができないと思っていた。
引用句の作者は、正確には三味線草を知っているのだろうか。そうではないのだろうか。


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4 コメント

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三味線草? (トントン)
2006-03-26 20:23:23
三味線草?

初めて!聞いたこともない名にビックリ!

と、思い、調べてみたら・・・なんとナズナ・・これには、またまた二度目のビックリ!

我が家の庭に小さなこの花が咲いてます。(草取りサボっているのでね)

明日の朝、雨戸を開けたときの「おはよう」は、三味線草に向かって言うことにします。(この名、気に入ったのでね)
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ペンペン草とも (ターボ)
2006-03-27 06:33:01
なずな、三味線草などと呼ばないで、ペンペン草と言ってくれれば、知っていたのですが。

作例はすくないようですが、ありました。

  

  午後気儘ぺんぺん草の径歩く  三江子
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ぺぺんぺんぺん! (トントン)
2006-03-27 21:19:49
そうですよね。

ぺんぺん草、でんでん太鼓のようなはなと思っていたのですが、三味線を弾くときの音、ぺぺん・ぺんぺんのぺんぺん草なのかしら?
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むつかしいですね (ターボ)
2006-03-28 06:38:04
ナズナは歳時記には冬季、春季のふたつに載っていて、漢字がむつかしいですね。とても、覚えられそうにありません。
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