2012年6月17日 <父>
前回、8年前に見られた金星の太陽面通過観察の記録です。
8年前の2004年6月8日にも金星の太陽面通過がありましたが、今回ほどは注目されませんでした。
日本で見られるのが、1874年(明治7年)12月以来、130年ぶりのという珍しい天文現象
だったため、天文ファンの<父>としては見逃すわけにはいきませんでした。
この日は、梅雨空の厚い雲に覆われていましたが、午後から上野の国立科学博物館屋上で開催される観察会に
参加することにしました。
14時16分 第1接触を過ぎましたが、晴れ間が現れません。
15時21分 待つこと1時間。ついに太陽が姿を現わしました。太陽はニコンの20センチ屈折で30センチ
の大きさに投影されています。金星は約1センチの大きさ。その大きさと黒さに驚きの声が上がったのを記憶して
います。
使用していたニコン20センチ屈折式赤道儀は1931年製造。重錘式で重りが下がる力を利用し、分銅の回転で
一定速度を得ています。当時はモーターより駆動精度がよかったようです。
15時35分 再び、雲が近づいてきました。参加者の皆さんは最後のチャンスを逃すまいと一生懸命です。
<父>はニコン・クールピクス995でレンズを回転させながら、すこし離れて高い位置から撮影。
テレビ朝日のクルーも撮影していました。この時の映像が6月6日に放映されたようです。
この後、なかなか太陽が出てきません。時間を持て余して外からクラッシックなドームを撮影。銅葺なのでしょうね。
緑青で覆われています。
17時19分 再度、金星が現れました!全部で200名程が観察できて、解説の西城惠一先生も満足そうです。
2004年6月8日 国立科学博物館にて(ニコンクールピクス995)
この後、国立科学博物館では望遠鏡を最新式に変更したとのことで、比較のため、今回も同じ場所で観察する
つもりでした。
名古屋から帰宅後、国立科学博物館の観察会は、雨で中止になったことがわかりました。早めに新幹線での
遠征を判断して正解でした。
前回、8年前に見られた金星の太陽面通過観察の記録です。
8年前の2004年6月8日にも金星の太陽面通過がありましたが、今回ほどは注目されませんでした。
日本で見られるのが、1874年(明治7年)12月以来、130年ぶりのという珍しい天文現象
だったため、天文ファンの<父>としては見逃すわけにはいきませんでした。
この日は、梅雨空の厚い雲に覆われていましたが、午後から上野の国立科学博物館屋上で開催される観察会に
参加することにしました。
14時16分 第1接触を過ぎましたが、晴れ間が現れません。
15時21分 待つこと1時間。ついに太陽が姿を現わしました。太陽はニコンの20センチ屈折で30センチ
の大きさに投影されています。金星は約1センチの大きさ。その大きさと黒さに驚きの声が上がったのを記憶して
います。
使用していたニコン20センチ屈折式赤道儀は1931年製造。重錘式で重りが下がる力を利用し、分銅の回転で
一定速度を得ています。当時はモーターより駆動精度がよかったようです。
15時35分 再び、雲が近づいてきました。参加者の皆さんは最後のチャンスを逃すまいと一生懸命です。
<父>はニコン・クールピクス995でレンズを回転させながら、すこし離れて高い位置から撮影。
テレビ朝日のクルーも撮影していました。この時の映像が6月6日に放映されたようです。
この後、なかなか太陽が出てきません。時間を持て余して外からクラッシックなドームを撮影。銅葺なのでしょうね。
緑青で覆われています。
17時19分 再度、金星が現れました!全部で200名程が観察できて、解説の西城惠一先生も満足そうです。
2004年6月8日 国立科学博物館にて(ニコンクールピクス995)
この後、国立科学博物館では望遠鏡を最新式に変更したとのことで、比較のため、今回も同じ場所で観察する
つもりでした。
名古屋から帰宅後、国立科学博物館の観察会は、雨で中止になったことがわかりました。早めに新幹線での
遠征を判断して正解でした。