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講談社文庫 ビートルズってなんだ? 53人の“マイ・ビートルズ”

2006年07月09日 | 読書日記など
『講談社文庫 ビートルズってなんだ?
   53人の“マイ・ビートルズ”』
    村上龍、他/香月利一(かつきとしいち)・編/講談社s59年

流行だから、それ乗ろうという軽い文章も
いくつかありました。



寺山修司が書いています。下「」引用。

「四年間床屋に行かないという四人の男がいる。
 リバプールの無精者、ザ・ビートルズの四人組である」


本当に四年間も床屋に行っていないのか?
床屋、落語の世界みたいですね、今では散髪屋さんか、バーバーですね。
ちなみに、ゆか屋ではありません。どこやに近い「とこや」です。

読みすすんでいくと、星加ルミ子さんが、また床屋の話題。下「」引用。

「四人ともそろって、大変なおしゃれ。その割に床屋へ行くのがそろって大嫌い。でも専属のヘアー・ドレッサーがいて、毎日欠かさず彼らの頭の手入れをしているということでした。」


専属のヘアー・ドレッサーがいたら、そりゃ床屋にいって、チョンマゲをゆったりはしないでしょうね。

大佛次郎は好奇心からビートルズを見物にいかれたようです。

遠藤周作は「ビートルズ・ファンを弁護する」などという恰好いいタイトルでかきはじめますが、内容はもう一つのペンネームの方がふさわしい内容。切符が手に入って、いろいろな人に見せびらかせて悦に入っています。遠藤らしいです。


淀川長治さんは、「レット・イット・ビー」などの映画を解説をされていました。

永六輔さんは、「ジョン・レノン、ジーン・セバーグ、美空ひばり……」というタイトルで相変わらずの思いやりのあるいい文章を書かれています。


リンゴ・スターのこのギャグは名作でしょう。下「」引用。

「「ベートベンをどう思うかね?」
 するとリンゴ・スターは答えた。
「ぼくは彼の詩が大好きだ」」


ベートーベンは歌詞は書いてないんですよ。(^^)

おとぼけですね。(^○^)

やさしい野坂さんの対談もあります。相手はビートルズのメンバーではありませんが……。(-_-;)






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