磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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東京ブックレット8 終わりなき戦後-証言と記録-

2008年08月28日 | 読書日記など
『東京ブックレット8 終わりなき戦後-証言と記録-』
   東京新聞・編/東京新聞出版局1994年

戦後を終わらせるような発言をした政治家。
--戦争システムを構築して、あらたな戦争をすすめようとしていたようにボクには思えました……。



--玉音盤事件(8・15事件、宮城事件)があったという。
録音盤は6つあったという。

「ヒトラー暗殺計画を支持 「悲劇の英雄」ロンメル元帥の長男証言」の記事あり。下「」引用。

「しかし、ヒトラーから計画関与を疑われ、自殺を強要された。「父はノルマンディーから敗走中の(一九四四年)七月にフランスで受けた重傷を治療するため(独南西部ウルム郊外の)自宅で療養中の十月に、国防軍将官二人からヒトラーの命令を伝えられた。『暗殺グループ作成の名簿の中にロンメルが新大統領として名が挙がっている。命令通り毒薬自殺すれば家族の安全は保証する』との内容だった。
 母、私、副官の三人がいて、副官は抵抗を主張したが、父は抵抗すれば犠牲者が増える、といって命令に従った。」

規律重視が生んだ大虐殺と……。


--「特攻隊パイロット 死んだ仲間に“同志愛”」という記事あり。

--「日本の“最新兵器”だった風船爆弾」
アメリカで被害者が出たことは書かれてなかった。

「ひめゆり学徒隊 いま平和を誓う語り部」 下「」引用。

「若い世代のために、知人二人と平成五年四月から体験談を基にまとめた『ひめゆりたちの沖縄戦』の漫画版も今春、作製した。自費出版で五千部刷ったところ、東京都内の小学校から「授業の副教材に使いたい」との問い合わせや注文が相次ぎ、増刷が追いつかない状態だ。」

平成6年6月25日、ニュージーランドのウェリントンの石塔に「原爆の火」
--それは「形見の火」だったが、「供養の火」に。「山本さんの祖母はこの火で線香を手向け、火鉢、いろりにも灯し続けた。
「ばあちゃんがあんまり熱心だったので」と山本さんも手伝った。
「叔父を焼き殺した恨みの火」は、こうして無惨に死んだ広島の人たちへの「供養の火」となっていった。真夏でも火鉢を消さず、家族全員で火を守り通した。」

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--人質という表現がとられてあった。
「被爆死した“大東亜の人質”
南方特別留学生マレーシア王子の足跡判明」
--オマールさんのことが書かれてありました。

桜井新・環境長官の「侵略戦争の意図なかった」が問題発言となったという記事もあった。






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