磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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日本の原爆記録11

2006年06月05日 | 読書日記など
『日本の原爆記録11』
   日本図書センター1991年

『長崎の証言1~10集』長崎の証言刊行会
福田須磨子が活躍しています。



十冊分ですから、分厚いです。

被爆者の願いは、核廃絶でした。下「」引用。

「生命が必要なら、私の生命を差しあげます。被爆国の日本を、核武装することだけはやめてください」


そして、さまざまなことが書かれてあります。

長崎と書いてありますが、広島のことも書いてあります。

長崎といえばキリスト教を思い起こす人もおられるでしょうね。
「めでたし聖籠みちみてるマリア」と祈っていたと書いてあります。

書くことは苦悩や恐怖を再認識することですね。
楽しいことを書くのと違って苦痛を伴うことも
あると思います。

石牟礼道子が『朝日ジャーナル』8月11日号で、
朝鮮人被爆者たちの生の声を紹介しているという。

原爆学級があったという。

朝鮮人のことが書かれてありました。

福田須磨子の遺稿や、姉の文章がありました。

怒りをもって須磨子は語っていたという。同。

「「昨年、政府は、東京の皆殺し作戦をやり、また広島、長崎に原爆を落とさせた最高指揮者のルメー将軍にほう美を贈ったが、そのとき被爆者がどれほど口惜しがって泣いたことでしょう。皆さん、こんなことを許していいのでしょうか」と言い終わると、拍手が沸いた。」

関連記事

「この無差別爆撃の指揮者カーチス・ルメー将軍に対し、日本政府は、戦後の自衛隊の育成に努力したとの理由で、勲一等旭日大綬章を贈りました。1964(昭和39)年12月のことです。」


被爆三十周年、三木武夫は被爆者を落胆させた。
「被爆者援護法をつくる意思はない」と名言。
被爆三十周年のその日、広島・長崎の記念碑の前でなく、
アメリカ詣でをしていたという。




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