磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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C031.トレジャーハンター

2005年10月19日 | 【小説】 レインボー...
III.手袋山

C031.トレジャーハンター





 ヤスとチャボはごきげんに自転車をとばしていたが、じょじょにスピードは落ちていった。ヤスとチャボが疲れたわけではない。坂道がだんだん、急になってきたのだった。

 立ちこぎをしているヤスはチャボを見上げて
「おい、チャボ、そろそろ、チャリンコおりて、歩こうぜ」
 と誘った。

「うん、まあな。それにしても、急に雲が出てきよったな」
 チャボは空を見上げた。

「はやく、水晶とって帰ろうよ」
 ヤスは道からはなれた納屋の後ろに自転車をかくした。

 チャボは笑って
「でも、ひと雨きたら、すずしうなるよ」
 納屋から離れた。

「そうだな」
 ヤスとチャボは山道を登った。

「山道って、木があるから日陰があって涼しいなあー」

「そうかな、すげえ蒸し暑いよ」
 チャボは立ち止まり、ヤスに呼びかける。

「おおー、ピーチラインの桃、大きくなっとるな」

「ほんまや。食べたいな」
 ヤスは今にも涎よだれをこぼしそうだ。

「人の家のだよ」
「がっかりだよなあー。でも、丹精込めてつくったもの、盗めないよなあー」
「うん」
 それから、また二人は山道を登りはじめた。

 ヤスとチャボの水晶を探す場所は、三メートルばかりの小さな滝だった。ハンマーをズボンのベルト通しにはさんで、滝の横の岩場を登っていった。

 ユリカは、おじいさんに買ってもらった自転車を走らせていた。ここまでは、あまり人は来ないし、ユリカは顔を手でふいた。

「そうか、ここは、去年の秋にバーベーキューしたところだったな」
 ユリカは自転車からおりて、川岸に行った。

 川の水は去年の秋と同じように透明だった。秋の川には何匹も鮎が泳ぎ、鮎は美しい魚だなーと思った。



閑話休題

不快指数と省エネという記事がありました。
たしかに、そうかもしれません。
しかし、適度な湿度をたもっていることは
大切なことです。

気管支の弱い自分のような人間は、
マスクをかけることにしています。
気管支内の湿度が保たれるので、具合がいいです。
本によっては、マスクを湿らせるといいというのもあります。

また、湿度が低いとお肌にもよくない。
スキンケアをおこたって、肌荒れを起こすと、
同時に免疫機能が低下するといわれる方もいます。

少し省エネできても、病気になったり、
薬代を払うようになっては省エネにはならない気もします。

男もスキンケアにはげみましょう。






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2 コメント

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鱧男さん・・・・ (みっちゃん)
2005-10-19 22:09:34
気管支が弱いのですか・・・・

暖房入れるイヤな季節になってきましたね・・・

パリパリお肌も乾燥するし・・。





(・_・)お風呂場での寒風摩擦はどうでしょう?♪

気管支周辺を摩擦すると、免疫力もアップします♪



そんなこと言ったらまたかんちゃんにオッサンって言われそう・・・
返信する
寒風摩擦やってました(^^) (鱧男)
2005-10-19 22:50:14
昔やってましたよ。

お医者さんにやるように指導をうけたとき、

寒風でなんて無理ですといったら、

家の中で暖房きいているところで

いいと言われましたよ。



タワシも試したのですが、

痛いからやめました。



前腕部分だけでも効果があるそうなので、

裸にならなくってもいいし、

電車を待つときなどにも、

軽いマッサージをすると、よいみたいですよ。
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