磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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平和のメッセージ-核戦争の脅威をのりこえて-

2008年10月26日 | 読書日記など
『平和のメッセージ-核戦争の脅威をのりこえて-』
   関寛治、アンセルモ・マタイス(編)/
     上智大学社会正義研究所(企画)/明石書店1985年

これも、もはや過去のように思えて仕方がありません。
--カトリックは急速に平和なイメージを失った組織のように思えてなりません……。



これは上智関係の本のようです。下「」引用。

「上智大学では四年前に社会正義研究所が設立され、数年前に大学の経営母体であるイエズス会の総会がローマで開かれ、そこで改めて、現代におけるイエズス会の使命が信仰の奉仕と正義の促進であるということが謳われた。その宣言を受けて、当時上智大学の学長であったジョセフ・ピタウ先生によってこの社会正義研究所がつくられたわけである。初めから、当研究所では三つの分野を考えており、そのひとつは、社会正義に関する研究。二つめは、学生の教育にはねかえるような研究教育。そして、三番目に実践活動。研究の分野では、毎年一回、研究員による論文集が出版されており、共同研究においては、正義と平和に関する問題をとりあげてきた。」

今は、社会正義という前にカトリック内での正義をお願いしたいと思う。

マザーテレサを呼んだら、平和教育!? 下「」引用。

「教育に関しては、毎年いくつかの公開講座を催しており、例をあげると、ごく最近では、マザー・テレサが日本においでになった際に上智大学にお呼びした。」

「平和の挑戦」というシンポジウムがあったそうです。
「私は、ここ上智大学で開催されたこの一九八四年国際シンポジウム「平和の挑戦」に参加することができたことを光栄に思う。」

平和の挑戦……。
挑戦なんかで作られるものなのでしょうか?
ボクにはよくわかりません……。

--道徳に向かう。下「」引用。

「教皇ヨハネ・パウロ二世の言葉がある「道徳に向かう」ということがまさに世界にとって必要であるという見方である。」

どう「道徳に向かった」のでしょうか?
--アメリカでのカトリックでのことが道徳に向かったのでしょうか?
ヴァチカンのその他の問題でも……。

--「なぜあなたは、兄弟の目にある塵が見えながら、自分の目に梁があるのに気づかないのか」
道徳よりも神の教えを忘れておられるのでは?

「暴走族ゲーム」だという。下「」引用。

「よくゲームの理論で「囚人のジレンマ」の例があげられているが、それどころではない。正に「チキンゲーム」である。「チキンゲーム」というのは、日本では「暴走族ゲーム」とも呼ばれている。勢力均衡を考えるとき、それが複数あると考え内部だけ次々に一つの均衡から次の均衡へと急に移る。」

カトリックだと公言する今の総理。
--核保有論者ですが……。

(社会的立場では)良き「暴走族」飼い?









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