磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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平和政策 Building Peace

2007年07月13日 | 読書日記など
『平和政策 Building Peace』
  大柴亮、藤原帰一、山田哲也(編)/有斐閣ブックス2006年

この本は書かれてあるように、教科書的な本です。いくつもの大切な要素が書かれてありますが、つめて書かれてあるので非常に難しく感じます。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「国際紛争はなぜ起こるのか。
地域紛争や内戦など、開発途上地域を主な戦場とする
「現代の戦争」に対して、どのような対応が可能なのか。
達成されるべき政策目標として平和をとらえ。
安全保障のみならず、政府の機能回復から社会経済の
復興支援にいたるまで含めた
「平和構築」という政策領域を体系的に議論する、
初めてのテキスト。
国際政治の基礎理論、現代国際紛争の実態。
平和構築の実際について。
第一級の執筆が的確に分析・考察する。
紛争事例などについてのコラムや、
基本用語についての解説も充実し、
現代の戦争や国際関係について初めて学ぶに最適。」

1. 経済的リアリズム 市場経済に注目。
   アダム・スミス、ヒュームなど。貿易拡大を国際平和と結びつける。
2. 政治的リアリズム 国内政治のしくみの変化に注目。
   この議論を最初にしたのがカントであり、著作『永遠平和のために』1795年。

経済的リアリズムは、ゼロサムよりもノンゼロサム関係を増加させようとするという。


ソフトパワー論は、これは決してソフトではないですね。

これは弱い者に被害がいくので、人道的ではない手段だと思います。


新たな脅威とのたたかい

オウム真理教(アーレフ)とアルカイーダ。
たしかに似ていると思いました。

「法の支配(rule of low)は国際平和活動においても重要なようです。
ですが、「法の支配」ではない国もあります。
たとえば、水俣病の日本ですね。

『断罪の核心』~元裁判長が語る水俣病事件~


1944年「ルワンダ国際刑事法廷(ICTR)」。
裁判は成功だったとしても、多くの命はもどらない。
心の傷も癒されることはない……。

ホテル・ルワンダ
ルワンダ 流血の4月








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