磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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WOWOW ホテル・ルワンダ

2007年03月29日 | 読書日記など
WOWOW2007年

ホテル・ルワンダ
真実の物語り
有能ホテルマンの愛と勇気と奥さんと……


たいていの戦争映画は、殺し合いですね。

アメリカ映画などは、主人公は不自然に生き残ります。

あんなの見ていてあきれるばかりです。

アメリカ人はどんなことがあっても生きているつもりなんだろう。

外国までいって、正義といい罪のない子どもも殺す……。


この映画はそんな矛盾した、いんちき臭いヒーローの話ではありません。

有能なホテルの支配人が賢明に家族やお客さんを守る。

時には賄賂を兵隊に贈り、ある時は知恵ですりぬける……。


こんな虐殺は日本ではありえない……。

そんなことはありません!

日本にもこのようなことがありました。


関東大震災のさいの、朝鮮人の虐殺です。

警察電話がつながったところから、虐殺がはじまったという。


この映画でも、ラジオが大衆を煽動する……。

実際にもそうだったと伝えられている……。

残虐な人たちがしてはならない手法をつかい……。

虐殺をくりかえしていく。


心あたたかい人たちは、虐殺する者を守り、その人たちも殺される。

ナチス・ドイツのようでもありました……。

ソ連のスターリンや、中国の四人組も、このような愚かな行為をしたのです。


敵はこんなことをする人たちです!

○○人ではありません。

こんなことをする差別主義者です……。

してはならない手法をとる者たちです……。


しかし、内戦のむごさは、隣のおじさんがこんなことをしたことです……。

黒柳さんがユニセフの大使でルワンダで行かれたとき話されていたのを思い出しました。



エンディングの曲がすばらしいです……。

まさに魂の叫びと呼んでいいかと思います。

予告編が視聴可能。

下をクリックして、上タイトルの横、三つの○かこみ。その左端の“予告編”をクリックしてください。

ホテル・ルワンダ













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