磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊朝日 2011-6-10

2011年08月15日 | 読書日記など
『週刊朝日 2011-6-10』
    河畠大四・編/朝日新聞社2011年

特集名 放射能汚染 米、野菜、肉、魚介類…「食べてはいけない!」見分け方



「「ハウスや屋内は安全」だが野生キノコや山菜にはご用心」 下「」引用。

「野生のキノコには気をつけたほうがいい。汚染が広がった地域では、山菜採りやキノコ狩りはお勧めできません。チェルノブイリ事故の後にも、ドイツで野生のキノコから高濃度のセシウムが検出されています。キノコの汚染は、水で洗っても除去できないのです」

モヤシ「工場内で生産されるモヤシの売れゆきが好調だとか」

「日本酒なら大吟醸に限る? 「応援買い」は大いにすべし」 下「」引用。

「ちみなに先の日本土壌肥料学会の見解は、「大吟醸でも普通の日本酒でも、セシウムの濃度に差はないと思われます」
 とのこと。」

「終わりなき放射能汚染 じわじわ広がる土壌・海水汚染 食品安全検査は機材も人も足りずにお手上げ」

セラフィールドでは白血病10倍……。下「」引用。

「京都大原子炉実験所の今中哲二助教は警告する。
「因果関係こそ証明されていませんが、セラフィールドでは、80年代になって、工場の敷地から3キロ離れた村で子どもの白血病発症率が英国平均の約10倍に増えたという報告もあります」
 数年後には日本が同じ事態にならないとは、もはや誰もいえないだろう。」

「食品の検査実態 底の抜けたザル」 下「」引用。

「だが、自治体からの検査の委託を受ける民間検査機関の担当者はこう話す。
「ほとんどの農作物が検査を受けずに市場に出ている。まるで“底の抜けたザル”です」
 原因は圧倒的な検査機器と専門スタッフの不足だ。
 厚労省が検査への使用を薦めている「ゲルマニウム半導体核種分析装置」は冷戦時代、核の脅威に備え、当時の科学技術庁が各都道府県に購入を指導したが、とても現在の需要に追いつく台数ではないという。
 1台1500万円と高価にもかかわらず、震災後は平時の5倍以上の購入申し込みがあり、納期まで少なくとも4か月待ち」(販売代理店)という状況になっているのだ。」

「国の暫定基準値にアテにはならない」 下「」引用。

「琉球大学の矢ヶ崎克馬・名誉教授(物性物理学)も言う。
「内部被曝の恐ろしさは、1千万分の1グラムのヨウ素131が体内に8日間とどまっていた場合、1シーベルト被曝した計算になるほどなのです」
 1シーベルトといえば、一般人の年間被曝上限である1ミリシーベルトの1千倍である。全身に浴びれば、遺伝子の自己修復が間に合わなくなり死亡者が出る可能性もあるほどの線量だ。
「『基準内であれば食べてもいい』というはまったくの詭弁。国家によるダマシです。少量であっても放射線が遺伝子を傷つけることは間違いない」(矢ヶ崎氏)」










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