磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

水俣病 公害病認定50年

2006年05月01日 | 読書日記など
水俣病 公害病認定50年

公害病認定から、もう50年もたったのですね。
長いですね。夏休みの自由学習だったかで、
私は小学生のとき、「公害」をテーマにして
発表しました。

「水俣病」を「みずまたびょう」と、
読んでしまいました。
その場で、先生が「みなまたびょう」だと
教えてくださいました。

それから、僕はしばらく後輩から、
「みずまたびょう」と呼ばれていましたよ。
忘れたくとも、忘れられない思い出です。


この問題についても、本当に反省し、
改革するというのなら、いつものことを続けるシステムを改革しない限りは上辺だけのごまかしと思います。

それは与野党ともに、ごまかし政治を
続けようとしていますね。

最近のニュースでは、耐震偽装問題では、
ヒューザーの社長は逮捕されないとマスコミの一部は
語っています。

もし、ヒューザーの社長を耐震偽装で逮捕するような
ことがあれば、官僚も政治家も逮捕しなければ
ならないから、捜査もしていないという。

この癒着体制を直さないのなら、また第二、
第三の水俣病をつくりださないとも限らない。

この問題にも米軍のかげがあることが、
メルマガで伝えてくださっている方もいます。

この記事が本当なら、
戦争のために、ヒロシマだけでなく、
水俣病の方々も苦しみ続けたといっても
よいのではないでしょうか。

それだけではありませんね。イタイイタイ病のかげにも、
戦争がついてきます……。

拝金主義者のように、金で解決ができたと思う。
そんなことは無理なのです。
人生を棒にふる苦しみは、取り返しのつかないものです。
お金はお詫びにしかすぎないのです。

いい医療を与えたとしても、それで苦痛がない
わけでもないし、自由でもない。
政治をする人やマスコミの方が、
痛みを理解できないことが、何よりも恐ろしい。

政治やマスコミが、もし民主主義を基本に仕事を
されているというのなら、まず差別をなくすことです。
癒着もその一つですね。

水俣病の患者の2割しか、碑にのせられない。
そんな現状を恐怖としか私には思えない。

この土地の人たちがいくら、高尚なことを
書かれても信用できませんね。
するべきでもないでしょう。

きれいごとを書くよりも、
いかりじぞう」のように、怒りつづけること、
その方が本当の愛情でしょうね。


「水俣病公式確認5月1日50年 東京で集会

2006年?4月30日?(日)?17:02

 公害の原点・水俣病の公式確認から5月1日で50年を迎える。その節目を前に29日、特定非営利活動法人(NPO法人)「水俣フォーラム」主催の講演会「水俣病 新たな50年のために」(西日本新聞社など後援)が都内で開かれた。被害者や支援者、市民ら約1600人が参加した。-略-=2006/04/30付 西日本新聞朝刊=」
くわしくは、ここをクリックしてください。


「水俣病:「慰霊の碑」完成 再生への決意刻む 熊本
水俣病犠牲者の名簿が新しく建立された慰霊碑に運ばれた。後方は水俣湾=熊本県水俣市で30日午後6時59分、矢頭智剛写す
 不知火の海に在るすべての御霊(みたま)よ。二度と悲劇は繰り返しません--。熊本県水俣市に30日、「水俣病慰霊の碑」が完成した。慰霊碑には、病気や差別、偏見に苦しみながらも再生を目指す被害者や地域住民の決意が刻まれた。水俣病は1日、被害者救済の光が見えないまま、公式確認から50年になる。-略-【聞き手・加藤学】
毎日新聞 2006年4月30日 20時39分 (最終更新時間 4月30日 23時29分)」
くわしくは、ここをクリックしてください。



「水俣病慰霊の碑 名簿掲載、死者の2割 疑問の声も
2006年05月01日07時01分
 水俣病公式確認50年を機に建立された「水俣病慰霊の碑」。犠牲者の名簿集めが始まって10年たつが、記載されているのは、死亡した認定患者の2割にとどまる314人。一方で、記載を認定患者に限っていることに疑問の声が上がっている。
 患者団体などによる「名簿検討委員会」で記載条件を議論したが、未認定患者を入れるかどうかで意見が割れた。「同列に扱うと新たに補償問題が起き、収拾がつかなくなる」などとする認定患者団体の意見が通り、認定患者に限定した。-略-」
くわしくは、ここ(朝日新聞)をクリックしてください。


「補償引き上げなど、水俣病救済の特措法案検討 民主党
2006年05月01日07時03分
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は、水俣病の公式確認から50年となる1日付で談話を出し、水俣病被害救済特別措置法案(仮称)の制定をめざす考えを明らかにした。患者の認定基準を拡大し、国による補償額を引き上げるもので、早ければ秋に予想される臨時国会に議員立法で法案を提出する-略-」
くわしくは、ここ(朝日新聞)をクリックしてください。

「「首相なぜ来ない」水俣で不満の声も 水俣病確認50年
2006年05月01日12時00分
 「小泉首相は、被害者に直接謝るべきだ」。1日、水俣病の犠牲者慰霊式を迎えた熊本県水俣市では、そんな不満の声が上がった。式への出席を熱望する地元の思いをよそに、小泉首相はエチオピアなど3カ国を訪問している。この半世紀、現地に足を踏み入れた首相は一人もいない。04年に最高裁が、国の責任を認めたはずなのに。-略-」
くわしくは、ここ(朝日新聞)をクリックしてください。

【追加ニュース】2006年5月16日
「新潟水俣病の認定申請、2男性の棄却取り消し
2006年05月15日23時36分
 公害健康被害補償不服審査会は15日、新潟県内の男性2人について、水俣病の認定申請を棄却した新潟市の処分を取り消す裁決をした、と発表した。-略-」
くわしくは、ここ(朝日新聞)をクリックしてください。





INDEX 公害

もくじ[環境問題]



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。