磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ほるぷ平和漫画シリーズ14 夜はまだ明けない

2007年03月11日 | 読書日記など
『ほるぷ平和漫画シリーズ14 夜はまだ明けない』
   樹村みのり、長広洋子、飛鳥幸子(作・画)/
            ほるぷ出版1984年、1986年2刷

少女まんがといっていいかと思います。戦争というものが心理的にとてもイヤなものであることが描かれているといっていいかと思います。




もくじ

「解放の最初の日」樹村みのり  3
「雨の日のさけび」樹村みのり  37
「海へ」樹村みのり  69
「夜明け前の子供」長広洋子  87
「野に咲く花」長広洋子  109
「フレデリカの朝」飛鳥幸子  149




「解放の最初の日」は、ナチスの強制収容所が舞台です。
ユダヤ人の少年がカポになった話です。
ユダヤ人だけど、ナチスの手先になった人たちです。

「雨の日のさけび」サブタイトルは「★ポーランドにひろった話★」です。
この最後のポエムのようなナレーション部。
「悪いのは
この戦争という
大きな
怪物なんだ
……」

しかし、戦争は終ったわけではありません。
この地球上に存在しています。
そして、その影響を平和といわれている我が国も受けています。
その一つが「いじめ」だと私は思います。
「いじめ」というマインド・ウイルスのワクチンは「平和」教育です。

「いじめ」をしている人で心から「平和」を願っている人などいないとボクは思う。
「いじめ」ている人たちの心は「平和」な心ではない、傷ついた心。
そんな人は、「いじめ」なんてなくならないと、自らの野蛮な心持ちでいう……。
この社会、政治家、教員、教育委員会をみていたら、当然そう思うことでしょう……。












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