磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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夜回り先生と夜眠れない子どもたち-Yomawari‐sensei 2-

2010年01月24日 | 読書日記など
『夜回り先生と夜眠れない子どもたち-Yomawari‐sensei 2-』
   水谷修・著/サンクチュアリ・パブリッシング2004年

図書館の説明文……。下「」引用。

「不登校、非行、リストカット、薬物乱用…。子どもは、大人たちに何を求めているのか? 大人は、子どもたちに一体何ができるのか? 13年間の夜回りで見つけた、たったひとつの答え。」



現代の東京はすさまじい……。
--でも、ボクの子どものころの京都でもかわらなかった……。
多くの生徒たちは、そんなことに興味がないだけで……。

夜の街の子ども……。下「」引用。

「一方ではほとんどの大人は彼らを無視する。ひいては恐れ、忌み嫌い、社会から抹殺しようとする。

 なぜだろう。
 夜の街の子どもはみんな不良で、どうしようもない人間なんだろうか。
 ただ遊ぶことが楽しくて、夜の街にいるのだろうか。
 私は違うと思う。

 彼らだって好きこのんで夜の街にいるんじゃない。本当は-略-」

カモにされる子どもたち……。下「」引用。

「子どもたちは口をそろえて「夜の街の大人はすごく優しい」と言う。当たり前である。夜の街へやってくる少年少女は、大人にとってのカモだからだ。少女はクスリ漬けにして風俗に売られ、少年は薬物の売人や子分にされてしまう。夜の街の大人は絶対に信ずるべきではない。-略-
 純粋でまっすぐな子どもほど病んでいき、優しさがある子ほど、優しさゆえに傷つけられている。みんな大人の都合で汚されている。」

相談所のひどい対応も書かれてあった……。
……たしかに、警察を呼ぶべきだったろう……。
しかし、呼ばせないのが、今の福祉のシステムだろう……。
だけど、DVなどでは少しは変化しているだろう……。

自殺へ追い込む生命軽視の社会、そんな社会で活躍されている夜まわり先生。








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