磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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原発社会からの離脱-自然エネルギーと共同体自治に向けて-

2011年11月21日 | 読書日記など
『原発社会からの離脱-自然エネルギーと共同体自治に向けて- 講談社現代新書 2112』
   宮台真司、飯田哲也・著/講談社2011年

福島の住民のことはスルーしている。人の命や人生、財産もゲームでしかないようだ。
--教養ある野蛮人たちの宴……。こんな人たちに、日本をまかせていいのですか?



やめられないことが問題……。下「」引用。

「その意味で「(今でも)原発をやめられない日本社会」にこそ問題がある。そう。先の敗戦から引き継がれた問題だ。机上模擬演習では負けることが自明だった日米開戦を、なぜやめられなかったのか。
 この問題を僕は〈悪い共同体〉と、それに結合した〈悪い心の習慣〉と呼んできた。-略-」

原子力ムラにいたという飯田哲也。庶民から見れば、今も基本はかわらない……。

核兵器保有論否定する分村。最近でもないのに、歴史も歪める超能力者たち。下「」引用。

「最近、京都大学の小出裕章さんなどが仄めかされるように、原子力推進の口実もしくはきっかけとして、「核兵器、核武装の可能性について余地を残しておきたい」という理屈や心理がどこかで可能にしているのかどうか。飯田さんはどう思われますか。
飯田 その意見はあまり賛成できません。確かにそういうことを言う政治家もいますが、それが原子力政策のメインストリームに影響を与えることはない。-略-」

あれれ、どうして隠蔽できるんだろうね。何、寝言いってんだが……。中曽根やそれに関わる学者がメインストリームじゃない? 本流も本流じゃないか?

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「原発から自然エネルギーへ」

核融合を研究する学者になりたかったという宮台真司。

戦犯さがしばかりだという宮台真司。責任のない仕事なんてないと思うが……。むしろ、批判だけで、戦犯をつかまえることなどできていないのが、現状であろう……。

そして、原子力マネーは、エセ文化人にも、その毒はまわっていることでしょうね……。

こんなこと他の企業がやれば、カルト教団がやれば、どれほどのことになっているか?

オウム真理教の村井秀夫は神戸製鋼の同期という飯田哲也。

--高木仁三郎のやり方では、「原子力ムラ」は変わらないという飯田哲也。
分村なら、かわったんでしようかね? 広瀬隆などは、原発推進のためのエコロジーとさえいっているが……。

鳩山をかばう飯田哲也「温暖化政策と原子力政策は、直結してはいない。」
--地下原発の鳩山をかばえるのか? それでエコ? やっていることは太陽光発電などを切り捨て政策を続け、原発推進をしていた鳩山だったのに……。

「安政の大獄」で弾圧されていたという飯田哲也。裏では鳩山と同じで弾圧されるの?
--飯田哲也たちが受けた具体的な弾圧は書かれてはいない?

逆転……。下「」引用。

「宮台 二○○四年から二○○五年にかけて、一時は合理派(再処理否定派)がどうみても勝ちそうだったのに、書類管理問題のようなくだらない話で人事を逆転されたというのは、何が原因なのでしょうか。政治が動いているのでしょうか。
飯田 本当に「奥の院」ですから、見えないですね。-略-」

昔から、メインストリームではない(分村)飯田というわけですね。

今後、東電は役人を動かせないという二人。下「」引用。

「宮台 なるほど。でも、そうすると、なおさらのことですが、東電には今後、役人を動かす力はなくなりますね。
飯田 これはそうでしょうね。相当ちがうと思います。」

そうなんでしょうかね? もう動かされていると思いますが……。それには、まちがった方向を信じこませた分村の貢献もあることでしょうね……。

アウトサイダー・高木仁三郎と愚弄する飯田。原子力ムラ分村の飯田。

高木仁三郎が的確な批判だろうと考える……。下「」引用。

「何だ、市民フォーラム二○○一は東京電力に金で買われたのか」と批判されましたが。-略-原発を推進したい東京電力と原発批判の環境NGOが、酒をのみながら原発を議論し、でも太陽光は一緒にやろうという、初めてのコラボレーションが三年間続きました。-略-」

それで、金があるところがやりだしたから、中小零細などを締め出せたってわけですか?

NGOといっても、いろいろあるものですね……。

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