磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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沖縄集団自決教科書問題

2007年12月09日 | 読書日記など
NHK 2007年12月7日

沖縄集団自決
いまだに続く「一億総懺悔」
戦争責任を回避か!?


集団自決 軍命令示す資料ない。
--薬害肝炎でもないといわれていましたが、こんなことだけで決められるとは……。

教科書会社6社が記述修正求め訂正申請。

申請された記述。
--多くが日本軍の関与、これまでより強める。

★文部科学省★
教科書検定審議会開き、申請された記述認めるか審議。

★審議会★
“集団自決は軍・官・民が、一体となった複合的要因で起きた。
“今のところ日本軍の命令示す資料は見つかっていない”

文部科学賞を通じて教科書会社に伝える。

★教科書会社★
日本軍の関与についての表現。
考慮した記述に修正し改めて申請へ。


歴史の流れというものも、当然考察する場合必要だと想うのですが……。

軍・官・民が一体になっていて、どうして一般人だけが飢えていたのでしょうか?

戦争責任についても。
『一億総ざんげ』という戦争責任をごかます方策をとられたが、今回の審議会もそれに近いものであるとしか思えない。

これもまた、国際的な問題でなら、誰も信じない手法をとったとしかいいようがない。

軍や政府が書類を隠せば、問題がなくなるというのでは、事実を追究したとも思えない。無責任な方針ではないでしょうか?

このことは、被爆者などにも関連することだと書く本もある。下「」引用。

「当時の『一億総ざんげ』という風潮の中では、日本人みんなが戦争責任を持っているとされ、被爆者も一般の戦争被害者も、あるいは戦争指導者たちさえも一緒くたにされてしまった。こうした考え方では、被爆者の苦しみは、彼らが罪深い戦争に加担した報いである、ということになる。彼らがどれほどつらい思いをしたにせよ、それは全く「彼らのせいである」と見なされた。こうした見方はさらに「被爆者は二度と同じ誤ちを繰り返さないよう厳しく反省し、従って当然、甘んじて苦しみに身を任せるべきだ」という結論につながった。」

閃光を見た人びと 見上げた者と見下ろした者より


ドイツではドイツみずからが、戦争責任を追究しました。

日本では、いつものことですませました……。









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