磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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社会病理のリアリティ

2007年01月12日 | 読書日記など
『社会病理のリアリティ』
   山本公平・高原正興・佐々木嬉代三(編著)/学文社2006年

社会病理学の本です。ボクが待ちに待っていた新しい社会病理の本です。
しかし、昔よりも後退していたといっていいかと思います。



自殺に関するものは統計などが載せられていました。
昔の社会病理学よりも枚数が多いかと思います。

多方面からの統計が掲載されています。
その一つに職業別の自殺率が掲載されてもいました。



農林漁業はずっと一位を続けていますね。

その自殺は社会学だけで解決できるものではありませんね。

その原因は農薬だということもあります。


そもそも病理というのは病状ではありません。
この本は病状ばかりを追っている感じです。

生理学は病気でない人のもの。
病気の生理学が病理学と教える方もいます。

健康な状態もわからず、病理とはおかしなものです。

そして、いじめの問題は多くは「いじめ」られる方ではなく、「いじめ」る側にあります。それは今の政府の方も御存知のようです。

症状が出ているところが原因とは限らないのです。

こんないい加減な病理学では、世の中の多くの問題は解決できないでしょう。

多くは政治家、あるいはその癒着している人たちの問題ですね。

そして、それに対抗しようとしないことが、病状がでているのに解決しようとしない人たちもいるわけです……。

病状をもっている人たちにはとても戦うことなどできません。

それゆえにこのような学者さんたちには頑張っていただきたいと思います。

いつものことを打ち破らない限り、よい社会にはなりえないと思います。

でも、統計なども大切なことであることは書くまでないことと思います。

本当の病巣はこういう人たちではないでしょうか?

平気でうそをつく人たち










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