磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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人間の声-第2次世界大戦戦没者の手紙と手記-1&2 Die Stimme des Menschen

2008年10月08日 | 読書日記など
『人間の声1939-42-第2次世界大戦戦没者の手紙と手記-1 Die Stimme des Menschen』
  H・W・ベーア(編)/高橋健二(訳編)/河出書房新社1962年3刷

川谷潔(日本)という人を紹介。下「」引用。

「京大教授厨川白村の三男、川谷家の養子となりる。早大国文科中退。朝日新聞社員。」

その人に関する文章が掲載されてありました。

ヘルムート・ギーゼ(ドイツ)1907年9月14日生まれ、1943年11月25日、軍法会議での審理を前に自殺。下「」引用。

「ノルウェー人は、新しいもの、すこしでも冒険のにおいのするものには、かならず首をつっこみたがる。すべて未来のあるもの、遠方にあって有望かと見えるものが、ふだんはじつに現実主義的なこの人たちを、奇妙に引きつけるのだ。」

ノルウェー人でもいろいろな人がいることだろう……。

フランスの無名女性抵抗戦士、1942年フレネの刑務所で処刑。下「」引用。

「-略-わたしの身は鎖につながれたけど、心は別よ、太陽がいっぱいのかがやかしい未来を、信じて待っているの。あした死んだら、わたしの両足を自由にしてね。」



『人間の声1943-45-第2次世界大戦戦没者の手紙と手記-2 Die Stimme des Menschen』
   H・W・ベーア(編)/高橋健二(訳編)/河出書房新社1962年

シモーヌ・ヴェイユ(フランス)の手紙が掲載されてありました。

ディートリヒ・ボン・ヘッファー(ドイツ)の文章もありました。

原民喜(日本)は、『廃虚から』より

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--永井隆(日本)
『私たちは長崎にいた』(講談社、一九五二年から)
『この子を残して』(ことぶき出版社、一九五六から)
の引用があり、ドイツ語文からの邦訳だという。

【目次】











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