磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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はだしのゲン-テレビドラマ版-

2008年12月06日 | 読書日記など
『はだしのゲン-テレビドラマ版-』
  中沢啓治・原作/君塚良一・脚本/
    田中舘哲彦・〔ノベライズ〕構成/ワイズ2007年

このテレビドラマは見ました。
--どうも、流れがきれいすぎて、かえって不自然さを感じました。
といっても、何度も原作は読んでいるし、アニメも実写版の映画もみているし……。



原作以外はどうして、子供時代で終わってしまうのでしょうか?

原爆は遠い昔の話としたいのでしょうか?

今はどうなのでしょうか?

--ゲンの時代よりも、よほどひどい原子力帝国ですね。

その帝国は、マスコミ支配もしており、原発の危険性をつたえたがりません。

ヒロシマ・ナガサキの延長線上に原発はあり、とても危険なものであることは、遠い昔から云われていたことですが、大手マスコミは伝えたがりませんでした。

--そして核兵器はどうでしょうか?

原子力潜水艦に積んでいるのは水爆ですね。

その潜水艦が日本の周辺の海にも、いくつも潜んでいるという……。

日本は核戦争の場として想定されているわけです。

これは、中曽根康弘という人が総理だったときに、「不沈空母」といいました。

これは日本が強いという意味ではありません。

アメリカの不沈空母という、日本を被害者にだけするということです……。

日本の総理なのに、日本のことを考えないのは小泉純一郎だけではありません……。

--そして、一部の共産主義者は、中国やソ連の武器は平和の武器と唱えていました。

日本が他国に核兵器で攻撃されても、平和だとでも彼らは思っているのでしょうか?

こんなことは、テレビや映画で取り上げられること滅多にありません……。

--そして、原子力は安全だとか、今でも「原爆神話」を語る人たちまでいる始末。

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「はだしのゲン」の原作を読めば、どんなにひどいことだったか理解できると思う。

ABCCについても原作では描かれている。

はだしのゲン9、10

だが、テレビやドラマでは、そこまでいかない。

原爆はいけない!

ただそれだけでなく、それをすすめるシステムも考えてもらいたものです。

--ドラマよりも、原作を手にしてもらいたい。






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