磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ライフストーリーでつづる国際ボランティアの歩き方-11人のライフストーリー-

2011年05月10日 | 読書日記など
『ライフストーリーでつづる国際ボランティアの歩き方-11人のライフストーリー-』
   久保田賢一、浅野英一・編/
     久保田賢一・他著/晃洋書房2009年

国際協力出版会 2007年刊の再刊



帯に書かれてあります。下「」引用。

「参加する前に読むか?
参加してから読むか?
国際ボランティアは、ライフワークになる。
“世界のために何かしたい”と考えている人に向けて
大学教員が語る、キャリアデザインのススメ。」

ゼミの写真が掲載されていたが、女性多い。

日本の大学。下「」引用。

「現在、日本には国際強力をテーマとしている大学院としては、名古屋大学(1990年~)、神戸大学(1992年~)、広島大学(1994年~)がある。加えて、もう少し小規模であれば国際協力に関係するコースや講座が、他大学にも存在している。-略-」

ザンビア・プログラム(2002年~)
・バングラデシュ・JICAプロジェクト(2004~2008年)
・i-ECBO事業(2005年~)

テレビで東日本震災で来日した外国人のボランティアを紹介していた。
現地にすぐに入ったボランティア。
瓦礫の前で彼は泣いていたそうです。
いろいろな国で災害ボランティアをされていたそうですが……。
「泣くしかありません」と茫然としていたそうです。
あの状況で何をするか、それは考えられなかったでしょうけど……。
彼は泣くという行為をきちんとされていた。
この人なら、面倒みてもらいたいとボクは強く思った。

--五年前くらいかな?
図書館で「しゅうちゃくちゃんの本ありますか?」。
杖をもった片麻痺の言語障害の高齢の男性だった。
その本を切実に求めておられた。

しゅうちゃくちゃんとは、遠藤周作のことだった。
遠藤は患者としても作品を書いていた。
遠藤の作品が彼に受け入れられているのは、素敵なことだと思った。
「しゅうちゃくちゃんはすげえな!」と、自分もまた手にしてしまった……。

支援する側だけでなく、それを受ける人たちのことも大切。
いや、受ける人たちの方が大切だろうなあーと思うボクでした。

この本とは、ほとんど関係ない感想でした……。







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