磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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週刊朝日 2011-4-1

2011年07月22日 | 読書日記など
『週刊朝日 2011-4-1 』
   山口一臣・著/朝日新聞社2011年

特集名 日本は必ず復興する! 稲盛和夫



石巻港湾病院。下「」引用。

「ラインラインの復旧は急務だ。訪れた20日時点で、ガスと水道が依然ダウンしていた。電気は19日の夜にやっと復旧した。
「まだすべてが不足していますが、電気が復旧して痰の吸引機が使えるようなったことは大きい。地震発生後吸引機が使えずに痰がのどに詰まってしまい。残念ながら亡くなった方もいます。今後は衛生状況の悪化による感染症も心配です」
 と、石田秀一院長は話す。
 寝たきりで、外で何が起こったのかを認識していない高齢患者もいるという。一方の病院スタッフは、石田院長をはじめ泊まり込みで働くが、負担は大きい。看護師が2人、安否不明のままだという。石田院長は言う。
「スタッフの中には、家族が被災した人や、毎日避難所から通っている人もいます。みんな必死で仕事をしてくれている。責任感なのでしょうね」-略-」

「特別養護老人ホーム「杜の里」◎仙台市若林区」 下「」引用。

「被災した場所で仕事に奔走するふと思う復興の日
 特別養護老人ホーム「杜の里」では、隣接するケアハウスを含めて約200人の入居者が暮らす。重度の生活している介護士がついていないと生活が成り立たないという。-略-この日は入居者の食事の世話や、体温や血圧などの体調管理、また発熱し人のためにペットボトルで湯たんぽをつくるなどホーム内を奔走していた。-略-」

「ジャマイカ人ボランティア「災害ボランティアセンター」◎仙台市若林区」 下「」引用。

「21日にボランティアセンターの窓口を訪れた、ジャマイカ人のカール・ウィルキンソンさん(25=上の写真左)ら3人の外国人。3人とも仙台市内の中学校で英語を教えている。教師仲間の外国人女性の安否がわからないという。この日は被災したアパートの引っ越しを手伝った。「言葉の壁は関係ない。ありがたいね」と話す被災者に、ウィルキンクソンさんは「日本人は親切だし、ジャマイカと日本は友達だから頑張るよ」」

「エフエムたいはく◎仙台市太白区」 下「」引用。

「「安否確認のメッセージを伝える時は『お願い、誰か聞いて!』と願いを込めます」と古澤さん。訪問中、女性が安否確認のメッセージを持ってきた-略-」

「福島フィフティーズ」魂の叫び。下「」引用。

「「お父さんは普段、テキパキ話す人なんですけど、もう体の芯からこたえている様子でした。この日、どうしてもパンツを替えたくて、9日間でようやく初めてはき替えられたそうです。おそらく満足にシャワーも浴びられてないんじゃないかしら」
 大量の放射性物質の拡散という「最悪の事態」を避けるべく、福島第一原発では、いまなお懸命の努力が続いている。
〈顔の見えない無名の作業員50人が勇敢に立ち向かっている〉
 ニューヨーク・タイムズの電子版が15日、東京発でこんな記事を載せると「福島50(フィフティーズ)」と呼ばれるようになった。
 最前線で作業を担うのは東京電力とその子会社、さらに東芝や日立製作所といった原子炉を製造したメーカーの社員たちだ。地震発生後、多いときで700人以上がいたが、15日朝に2号機で圧力抑制室内の圧力が下がったことから、650人が一時的に退避した。現場にとどまったのは東電によると57人。これが“最後の砦(とりで)”として取り上げられたる。後に人数は増えたが、作業にあたる人たちを指す「福島50」の名は、瞬く間に広まった。報道によると、定年を間近に控えた人や自ら志願した人もいるという。この夫も定年が間近に迫っていた。-略-」

「子供の未来を奪う体内被曝の危険性」広瀬隆。下「」引用。

「医師が原発反対 ドイツとの違い
 日本の状況をドイツと比べると、その違いは明らかです。ドイツは西ドイツ時の89年にヴァッカースドルフの核燃料再処理工場を止めました。建設にしたにもかかわらず、運転しなかったのです。反対運動の先頭を切ったのが、医師たちでした。それによって国民は危険性に気づき、立ち上がります。最終的に電力業界も動いて、ドイツは国として原発をやめるという方針を決定したのです。」

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「亡国の官邸」全内幕

「放射線レベルの深刻さを知るべきだ」写真家・広河隆一さんが原発周辺の濃度測定。









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