磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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安斎育郎先生の原発・放射能教室 第3巻 放射能からいのちを守るために

2012年05月30日 | 読書日記など
『安斎育郎先生の原発・放射能教室 第3巻 放射能からいのちを守るために』
   安斎育郎(文・監修)/出版新日本出版社2012年

図書館の説明文。下「」引用。

「原発と放射能に関する知識をわかりやすく紹介。第3巻は、福島原発事故による放射能汚染の状況や、地面や建物から放射能を取り除く方法、事故原発のおさめ方、原子力発電にかわる発電技術などを取り上げる。」



「校庭につもった放射能」 下「」引用。

「2011年5月、福島のお母さんから、涙ながらの電話がありました。子どもたちが放射能で汚染された河川敷でサッカーの練習をしていてとても心配だというのです 。学校の校庭が放射能汚染でつかえないので、福島県から有料で河川敷を借り、子どもたちはそこで元気に練習しています。でも、河川敷の放射線をはかったら、「なんだ、ここもやっぱりたかいんだ!」とびっくり。電話では、表面の土をけずりたいと思って専門の業者に費用をといあわせたら「1000万円」といわれてお母さんたちもとまどっていること、県が河川敷の使用をみとめているのだから「安全」とかんがえていいのではないかというかんがえもあって足なみがそろわず途方にくれていることなど、子どもたちの安全を思うお母さんの気もちがいたいほどつたわってきます。-略-」

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「放射能で汚染されたホウレンソウや牛肉」

「遠く離れた地域のお茶にも放射能が」

「「ホットスポット」っなんだ?」 下「」引用。

「まわりよりも放射性物質がいっぱいある場所のことを、「ホット・スポット」といいます。英語のhot(ホット)という単語は「熱い、暑い」という意味でつかわれますが、「放射能をおびた」という意味でもつかわれるのです。
 原発からでた放射性物質は風や雨にはこばれてあちこちにふりつもりました。放射性物質は均一にふりつもったわけではなく、たくさんふりつもったところ、すこししかふりつもらなかったところなど不均等で、放射能がたかい場所とひくい場所があります。わたしはふだん京都で仕事をしていますが、京都駅では晴れていたのに、金閣寺のちかくの立命館大学では雨があっていたということもめずらしくはありません。雨のふり方は「まだら」なのですね。そのため放射能汚染のおこり方も「まだら模様」で、とくに周囲よりもたかい汚染がおきている場所を「ホット・スポット」というのです。英語では「紛争がおきている地域」のことをhot spot(ホット スポット)ということもあります。-略-」









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