磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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孤独死ゼロの町づくり-緊急通報システムが実現する高齢化社会のセーフティネット-

2009年10月14日 | 読書日記など
『孤独死ゼロの町づくり-緊急通報システムが実現する高齢化社会のセーフティネット-』
   元木昌彦・著/ダイヤモンド社2008年

帯に書かれてあります。下「」引用。

「“おひとりさま”も安心して暮らせる
高齢者の孤独死をゼロにする緊急通報システム--その導入現場を徹底取材しました
究極のセーフティネット例」



こんな本が老人福祉全範疇をカバーしていると思ったら、実に甘い……。

欠かせない条件……。下「」引用。

「日々の安全なくして、高齢者とその家族は安心して暮らすことはできない。まして、万が一のときに助けてくれる人がいない一人暮らしの高齢者にとって、安全と安心は暮らしてに欠かせない条件である。」

人間は必ず死ぬ……。
このことを理解していない老人は意外に多い。
理解していると思っていても、現実になれば誰でも驚く……。
--もちろん、ボクもね……。

「〈上野千鶴子さんインタビュー〉ネットワーク作りとケアワーカーの賃金保証が暮らしの安全保障に」

--老人福祉のつまみぐいには、困ったものだという現場の職員たちもいる……。
介護保険をつくり、福祉をつぶされたという人たちもいる……。現状をみれば、それも、当然ではないでしょうかね……。

「地域デビューできない高学歴、高ポストの男性」
「最後にはカネに頼ろうとする男性たち」

--金持ち病院に入って、麻酔げりを職員にされて、家族に訴えても、「認知症がありますから……」なんてことも言われるでしょうね……。カネで怠惰はかえても、幸福はかえない……。

しかし、老人の分野も、貧困である人たちが大勢いる……。

「老人が立ち上がれば世の中が変わる」 下「」引用。

「インターネット上の仮想政党「老人党」を主宰、与野党逆転を目指して「這ってでも投票所へ行け」と呼びかけたのは、精神科医で作家のなだいなだ氏。増田教授も高齢者の積極的な政治への参加に期待する一人だ。-略-」

有名なだけで、現状も把握していないのが、適当なことをいって、わかったようにされては、ますます困ったことになるだろうという人たちもいると思いますよ。

こんなひどい世の中になったのに、名声や地位もある人たちの責任を感じないのだから、彼らの鈍感力というものを、教えてもらいたいものだ……。







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