ティアドロップ トレーラー キャンパーの自作日記

Teardrop Trailer Camperの作製を設計から作業をずっと記録していきます。完成後はキャンプ記録です!!

ヒーター、其の二

2015年02月19日 | Teardrop Camper
やっぱり外が寒いと考える事はいかにキャンパーの中を快適に暖かくするかってことになってしまいますね。これが春になって暖かくなってきたら、ヒーターなんて考えたくもなるんでしょうけど。笑

前回は焼き石を使って暖をとる方法を考えていましたが、今回はもう少し文明を使った方法です。
普通のRVには温水器がついているのですが、この温水器で暖められたお湯を使ってヒーターにするという方法です。アメリカにはRV用の温水器を作っている会社が大手で2社あります。AtwoodとSuburbanの2社です。サイズはAtwoodは6ガロンタンクで、Suburbanは4ガロンタンクが一番小さいサイズとなっています。しかしSuburbanの4ガロンは値段が$400を超えるので、両方とも6ガロンタンクが一番手ごろでは無いかと思います。両社とも大体$250程度で新品が手に入ります。

勿論設置場所はエアコンが置かれる場所です。季節によって取り替えると言う形になると思います。もしも季節の変わり目なんかで両方が必要な時は両方とも持っていってもいいのかもしれません。
この設置場所は、幅が19インチ x 高さが15.25インチ x 奥行きが合計で18.75インチです。温水器の場合換気が必要なので、トングハッチは開けて使わないといけないため、奥行きに関してはもう少し長くなっても大丈夫だと思います。これらの寸法は全てハッチを閉じた状態です。

Atwoodはこの様な形です。

寸法は幅が16インチ x 高さが12-1/2インチ x 奥行きが16-7/8インチです。

Suburbanはこんな感じです。

寸法は幅が12-11/16インチ x 高さが12-11/16 x 奥行きが19-3/16インチです。
Suburbanには値段は$50ほど高くなりますが、4ガロンモデルがありこれは奥行きが16-1/8インチと短くなっています。


Atwoodのほうはタンクがアルミ製なので、メンテが楽そうです。一方Suburbanの方はタンクがスチールなので、陽極ロッドを定期的に取り替える必要があります。(タンクの代わりに腐食させる部品です)
購入できる金額も殆ど同等ですし(6ガロンの場合)サイズ的にも、メンテのし易さからもAtwoodの方がよいように思います。

構想的にはこのトングボックスに収まる「箱」の様な物を作ってそれに全てのパーツを詰め込むと言った形になると思います。プロパンは箱の下側に接続するようにし、給水は箱の上体と思います。

この温水器本体の他にもラジエターの様な中に温水を通し熱を取れる物が要ります。他にはラジエター付近に取り付けるファン、温水を流すポンプ、そして配水管です。これらをこの「箱」の中に詰め込むわけですから、結構大変な事だと思います。トングボックスの奥行きは18.75インチですから、間違いなくハッチを開けて外へ飛び出すような形で取り付けられると思います。
LPガスや熱湯を使うわけですので十分に安全に気をつけて設計、作成、使用する必要がありますが、結構実用的な方法では無いかと思います。

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