絵本の世界

2010年04月19日 | 育児 3歳
さて入園して約2週間。
毎日頑張って幼稚園に通ってます

時々、園で寂しくなるときもあるらしく、
「今日ね、寂しくなっちゃったんだよ」という日もありますが。
「泣いちゃった?」って聞くと、「ううん、泣いてない!」と。
きっとゆうのことだから、本当に泣いてないんだろうなぁ。
寂しかったら大声で泣いてもいいんだよ、とは言うものの。
「ゆうくんはつよいから、なかないんだよ!」というので、まぁいいかぁー


でもほとんどは楽しい報告のほうが多く。
「とんがり帽子のお砂場で遊んで、あたまごっちんしたんだよ」とか(笑)
先生が教えてくれた手遊びを披露してくれたりとか、
帰る時のお歌を歌ってくれたりとか、
読んでもらったお話を説明してくれたりと。
園生活そのものは、しっかり楽しめているようです


そんなゆうとお休みの日、絵本を読んでいたのですが・・。

まずはピーターパン。
ピーターパンが空を飛んだところまでは、わくわくしたカオで聞いていたのに、
海賊フックが現れたら眉がより、難しい顔に。
ピーターパンがフックをやっつけたら、また、やったぁ!という顔つきに戻り・・。
ウェンディとピーターパンが別れて話が終わると、ふぅとひと息。

絵本でとても世界を広げるんだなぁ、そういえば私も小さい頃、お話好きだったなー。

で、二冊目。かちかち山を読みました。
あれ、童話なんですけど・・なんですが・・・けっこう・・えぐいよね
火をつけたり、傷に唐辛子塗ったり、挙句の果てに船を沈めたり

ゆうも最初は普通の表情で聞いてたんですが、
だんだん、うさぎが狸を懲らしめるために、2度3度と意地悪を重ねていくうちに
ゆうの表情がこわばっていき・・・
泥の船が沈んだくだりでは、浮かんだ涙をぬぐってました

狸がかわいそうになっちゃったんだねぇ、優しいなぁ。
ストーリー的には、「おばあさんに悪いことをしたから、狸は意地悪されたんだね」っていうところなんですが、
「狸さんは確かに悪いことしたんだけど、うさぎさんもここまでしなくてもいいよねぇ」って
フォローしちゃいました(笑)

あまりかわいそうなお話は好みではないようで、
「かちかち山」はもう一度!とアンコールを受けませんでした


他にも、サンタさんがテーマの「いいな、いいな」という可愛いお話もあって。
これはゆうは大のお気に入り。結局その日は4回読みましたが、
優しいお話なので読むたびに嬉しそうな笑顔になり、こっちも思わず力を入れて読んじゃった。


わが子ながら、お話を聞くだけで涙を浮かべられるほど感情豊かなのはすばらしい。(親ばか)
たくさん、そういう時間を作ってあげたいなぁと思った休日なのでした。



ちなみに・・。
今日は幼稚園から帰って、お昼から公園遊びをしたのですが。
まだ4月で気温20度ないというのに、早速ズボンがビタビタになるほど水遊びをしてました

まぁ。
止めない私も私ですが(笑)
あの感情豊かに本を読む息子と、ちょっとでも暖かいとみると早速水遊びを始める息子。

同一人物なんだよなー。
母からみても・・・ふり幅デカイ(笑)