![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
猛暑日が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0152.gif)
夜は、熱帯夜なのですが、エアコンという神器があるので、ぐっすり眠れます。しかし目覚めは悪い。目覚めて窓を開けると、熱風と蝉の音の嵐。当然朝散歩は出来ません。
朝井まかてさんの小説を読んでいます。
今まで読んだ本は、『恋歌』、『雲上雲下』、『阿蘭陀西鶴』どれも面白かった。しかし、何やら? この作者は何者なのだろうかと思ってしまった。それなら、この作者の処女作から少し読んでみようか?
朝井まかて 著作『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』講談社文庫
朝井まかて 著作『ちゃんちゃら』講談社文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2b/297dc2df11b4cb48ae3c7d39d718a03c.jpg)
粋人の隠居から大量の桜草が発注されたり、花競べに出品を誘われたりするが、なぜか妨害が入る。それを周囲の人たちに助けられ乗り切っていく。
二作目の『ちゃんちゃら』(2010年発表)は、なお面白い。これは植木屋の話。七歳の頃、植木職人・植辰に拾われた孤児は、”ちゃんちゃら可笑しい”が口癖のやんちゃぼうず。歳も名前も分らない。名前を”ちゃら”と名付けた。10年後には立派な植木職人になっていた。植辰を陥れようとする嵯峨流の庭師?白楊が現れ、最後はひやひやハラハラの展開となる。恋あり、人情あり、これぞ時代小説!アヘンの抜荷、海に落ちるちゃら!ちゃらは死んでしまったかと思ったが・・・。処女作よりか数段進化している面白さ。朝井まかてさんは、植木シリーズの小説作家なのだろうか?
この本のお気に入り度:★★★★☆