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Runrun日記

~ わがままを控えて一日全う、ひび楽し ~ 団塊世代の独り言
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15世紀の音楽は?

2017年05月21日 | 散歩道


友人の所に行ったら、ギヨーム・デュファイの音楽CDが有った。ギヨーム・デュファイは1400年頃から1474年の人らしい。フランスで生まれてイタリアで音楽活動をした。初期ルネサンス音楽のブルゴーニュ楽派の人らしい? 私には何の事やら全く判らんけど!

この時期フランスは100年戦争で明け暮れていた。1453年、ビザンチン帝国のコンスタンティノープルがオスマン帝国により陥落した。ビザンチン帝国へ対して、大した援軍を送らなかったとしても、ヨーロッパのキリスト教国にとっては衝撃的な事だったのであろう。

で、友人宅にあったCDは、「ギヨーム・デュファイ 世俗音楽集」
15世紀のヨーロッパの音楽ってどんなんだったのだろうと思って、CDを見ていたら「こんすたんちのぽりすノ聖母教会ノ嘆キ」という曲が有った。どうやらコンスタンティノープルの陥落を嘆いて歌ったものらしい!

15世紀の音楽は、こんなんだったのか! と、想いを馳せます。

最近読んだ本ー三銃士

2017年05月17日 | 本と雑誌


デュマ 著作 「三銃士」 岩波文庫

1844年の作らしい。
「ダルタニヤン物語」という大作の一部と二部に当たるとか。一部は「友を選ばば三銃士」、二部は「妖婦ミレディーの秘密」とか。この物語は、テレビやアニメで映像化されているので、何度も見聞きした事がある訳だけれど、ま、忘れていますね(へっへ)

物語の舞台は17世紀、ルイ13世治政のフランス。フランスでは、16世紀からプロテスタント(ユグノー)とカトリックの戦いが起きていた。この時期、ユグノーは、ラ・ロシェルを拠点として反乱を起こしていた。1627年、カトリック側の王軍は、ユグノー派の拠点ラ・ロシェルを包囲した。
この時のフランスの宰相は、枢機卿リシュリューで、ユグノー側に支援をおくったのがイギリスの宰相バッキンガム公。バッキンガム公は1628年8月23日にポーツマスで遠征準備中に海軍軍人(陸軍中尉?)ジョン・フェルトンに暗殺された。

この物語は、そのラ・ロシェル包囲戦前後を舞台としたフィクションのようだ。

この物語では、アンヌ王妃がリシュリューの恋心に冷たくしたので、リシュリューに虐めらたような描き方をしている。実際は、王妃の実家のスペインやオーストリアのハプスブルク家との関係を巡って、王妃とリシュリュー枢機卿との対立が有ったのであろうか。バッキンガム公は、アンヌ王妃を恋し、この恋のためにリシュリューのフランスと戦争をするように描かれている。宰相同士の恋の鞘当で戦争されてはたまらない! ある程度は、史実に沿うように描かれているので面白い!

読んでみると、アトス、ポルトス、アラミス、ダルタニヤンのくだらない会話の場面が多くって、すこし、嫌だね! 要するにコミックなのだ!

話の筋を追ってみる。
① ガスコーニュ出身の田舎貴族ダルタニャンは、パリに出て来て三銃士(アトス、ポルトス、アラミス)と友達になる。
② バッキンガム公に渡してしまったアンヌ王妃のダイヤの飾り紐を取り返すため、ダルタニヤンと三銃士はイギリスに向かい、ダルタニヤンはダイヤの飾り紐を取り戻す。しかし、ダルタニヤンを助けたボナシュー夫人は、誘拐されてしまいます。

バッキンガム公とアンヌ王妃の恋、ダルタニヤンとボナシュー夫人との恋、アラミスとシュヴルーズ夫人との恋。
色恋沙汰が出て来るけれど、これってみんな不倫じゃないか!?

③リシュリューの手先となった妖女ミレディ。これが問題だよね。ごちゃごちゃ描いてあるので、途中で読みたくなくなってしまった。

子供の時に、テレビや何かで見た時は、結構興奮して楽しんだような気がするけれど、フランスの歴史については知らなかった。
ダルタニャンって実在した人なの?

この小説のお気に入り度 ★★★☆☆

孤独力を高める?

2017年05月15日 | 散歩道


孤独力を高める事が、必要らしい?
孤独と向き合うことにより、自分らしい自分を知ることが出来るとか。所詮人は皆、死ぬ時は一人だし。

毎日30分以上は有酸素運動を行い、それから筋トレとストレッチ。孤独力を高めるには、必要な事。体力重視!

今朝の公園の散歩道。
ボランティアの方が手入れしてくれているので、いつも綺麗です(感謝!)

昼食は、妻が外出していたので自分で作ってみました。
冷蔵庫の中身を眺めて適当に・・・。
食事作りは、私にとって孤独力の低い能力の一つ(悲しい)

それでも美味しく食べられました(笑)

自分が自分らしく生きる事って、結構難しい事かも知れません。

久し振りのコンサート

2017年05月11日 | 好きな音楽


久し振りに、宗次ホールに行ってきました。お題目は、「聴けば聴くほど愛おしい、ブラジルのクラシック音楽

高知県からブラジルに移民として渡った大原さんと云う人の写真と、ブラジルの作曲家(ナザレやヴィラ=ロボス)の曲のコラボ。どちらも知らなかった!

ブラジルと云うと、昨年のオリンピック、開会式で歴史が紹介されていたと思うが。
インディオの住んでいたブラジルにポルトガル人が来たのが1500年頃。ポルトガル人達は農業を起こし、現地のインディオやアフリカから連れて来た黒人を奴隷としてこき使った!! 19世紀末にブラジルの奴隷制度が廃止されると労働力として各国から移民が行われた。日本からもかなりの人が移民として渡ったらしい。
そんな訳で、ブラジルの曲は郷愁を誘うらしい!

今日の演目!

ナザレ作曲の「オデオン」
昨年のオリンピックの開会式で流れた曲に似ているのでは? 激しいリズムに、虐待された奴隷たちの反骨が現れているのではと思ったが、考えすぎ?

ヴィラ=ロボス作曲「ブラジル風バッハ 第五番より カンティレーナ」
綺麗なアリアですね。感動しました。

ヴィラ=ロボス作曲「ブラジル風バッハ 第二番より カイピーラの小さな汽車」
汽車が走る様子が、Goodです。

最後のアンコール「○○○のサンバ」
宗教も民族も異なる人の国!我が祖国!とブラジルを賛美していた。
残念、曲目をよく覚えていません(悲しい)

散歩道 2017/05/08

2017年05月08日 | 散歩道


散歩道 2017/05/08
暑くなりました。
今日の最高気温は27℃!!!

今朝の散歩道は、新緑がきれいですな

午前中、まったりとして録画したテレビ番組を見ていたら、最近やっと仕事を辞めた同級生から電話があった。
「昼食を一緒に食べようか?」
で、我家まで車で迎えに来てもらって、近くのめし屋でランチした。

私は、とっくの昔に仕事を止めて、まったりした毎日日曜日の日々を過ごしているのに、その同級生は仕事を辞めてもまだ、まったりできない性分らしい。隔週で週に二日は非常勤で働いて、余った日は高年大学に入って・・など、充実した計画を立てていた。
私との意欲の違いに唖然とする。私は、まったりし過ぎか?

ま、人はそれぞれだから、それも良し、これも良し!