時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

とらわれない

2008年06月12日 23時13分07秒 | ココロ
「とらわれない」という言葉。
どういう意味でしょうか?
広辞苑(第5版)で「とらわれる」という意味を調べると…
1.とらえられる。つかまる。めしとられる。
2.因襲・伝統・固定観念などに拘束される。
とあります。
ここでは「2」の意味で…
「因襲や伝統、固定観念などに拘束されない」ということですね。

一昨日、心療内科の診察でした。
ここのところ、調子良いです。
毎週の診察が昨年末から2週に1回の診察になり、薬も徐々に減ってきて、ヘンな感じはだいぶ減ってきて、良い傾向なんでしょう。
そして、一昨日の診察で、次は3週間後にしてみましょう、ということに。
思わず「寛解(かんかい)に向かってます?」と聞いてしまいましたが、それは早すぎたようで…。
とにかく「とらわれないこと」ということを頭に身体に染みこませるのが優先、なのかな。
でも、どうしても、この「とらわれない」という言葉がしっくりこないです。
それについては、心理カウンセリングにおいても、いつも話題の中心。
どういうふうに理解すればよいのか、それとも…どうすれば?
…というふうに、考えすぎないこと、でしょうね。
とらわれない…固執しない…突き詰めない…こだわらない…考えすぎない…。
ぐるぐる巡ってしまうと、いけないんですよね。きっと。
体調としては、見た目なんともないようで、他人からはフツーに接してもらえるわけで、でもそれは、皆そうなんだろうと。
しかし、細かなことを言い出すと、耳鳴りがするとか、頭が重いとか、眠気が去らないとか、妙に食欲があるとか、色々ありますよ。
薬の副作用もあったりで、どれがほんとうの自分なんでしょう?とも思うし。
でも、そんなこともひっくるめて「とらわれない」ということです。先生が仰るには。
な~んにも考えなくていい状態って、いうのがあれば、そういう環境がとれていれば、こんなことにならなかった…というタラレバは、いけませんよね。
寛解というのは、うまい言葉だなぁ、と最近思いました。
完治する、元に戻る、なんてことは絶対にないと思っていたので、なるほど、と。
確かに、「以前のような元気な自分に戻りたい」なんてのは、時間を逆に戻せるわけでもないし、自分自身もその頃の状態(若かりし頃)に戻れるわけがないんで、心療内科の先生に最初に言われたとおり「治らない」が正解で、例えていうなら「成長」なんでしょうか。
時間は進む方向にしか動かず、過ぎてしまったことは許容するしかないわけで…。
心療内科の先生は、最近、笑顔です。
というか、笑顔というのを感じることが出来るようになったのかも。
感受性、好奇心、という自分の基本部分が復活しつつあるようで、つまらない毎日ばかりだったような数年前に比べると、良い感じな毎日です。
ココロは良い方向みたいです。


…後はカラダのほうですナ。メタボまっしぐら…



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