時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第1746回 NHK交響楽団定期公演

2013年01月21日 23時59分51秒 | MUSIC
先週の17日(木)、今年初のNHK交響楽団定期公演 Bプログラム、サントリーホールへ。



第1746回 NHK交響楽団定期公演
この日の演目は…
・ブゾーニ:悲しき子守歌~母の棺に寄せる男の子守歌 作品42
・シェーンベルク:浄められた夜 作品4
 <休憩>
・ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83

指揮:デーヴィッド・ジンマン
ピアノ:エレーヌ・グリモー

1曲目、ブゾーニ。
全く知らない&聴いたことない作曲家、そして楽曲でした。
暗く重い感じの静かな曲。
う~ん…どこかで盛り上がるのかな~…と思ったところで曲が終わりました。ちょっと身構え過ぎてしまったようで。…復習しようかな。
2曲目の「浄められた夜」、生で聴くのは初めてです。
シェーンベルクの曲は、あまり聴かないのですが、この曲はCD等でちょっとだけ予習していました。
あまり耳に入ってこない曲だなぁ…と思っていたのですけど、そんなことはなく、じんわりと、弦の重なる音、うねる音が耳に。
弦楽器のみの切れ目の無いおよそ30分の曲…やっぱり生で聴くと効きます。聴覚が浄められたかな。

そうそう指揮者のジンマンさん、あまり大きい方ではないのですね。
雑誌等の写真やCDのジャケ写からは大きさがわからないのですが、こじんまりとした方でした。

休憩後の3曲目。ピアノ協奏曲 第2番。
待ちに待ったグリモーさん。この方のピアノを聴きたかった。
オオカミと一緒に暮らしているというちょっと変わったピアニスト(オオカミとお話が出来るとか、出来ないとか)…、という先入観を植え付けられつつも、以前購入したCDでは良い感じに聴こえるピアノだな、と思ってました。
ステージに登場したグリモーさんは、濃いピンク~パープル系の中国服風の上着、下は黒のパンツ。髪を後ろで束ねて黒いカチューシャ、カチューシャの右側に何か光る物が2つ。ヒラヒラのドレスは着てこないだろうという勝手な予想の通り。
そして、演奏するピアノ協2番は、男っぽい女性のブラームス、という感じかな。
後半、第3楽章あたり以降で、ちょっと「?』なところもありましたが、ハキハキとした音、気持ちのよい弾む音、厚い熱いピアノでした。
出だしのホルンも、第3楽章のチェロも、とても良かったです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする