WORLD ORCHESTRAS SERIES 2010-2011のSERIES A、3月4日(金)、サントリーホールにて、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、指揮:リッカルド・シャイーです。
演目は、
・ブルックナー:交響曲大8番 ハ短調
(休憩無し)
今回は、ステージに向かって左側の2階席=C席。
2階の舞台に向かって左側、舞台下座の真上、という位置。(LAという席→サントリーホールのHPへ)
ステージを横から見下ろせる席です。
(そういえば昨年末はココの真向かいの席で第9でした。)
指揮者の顔や仕草、演奏者の顔なども見ることができて、視覚的にも楽しかったです。
CD予習はしたのですが、とりあえず持っていた、という程度の予習用CDだったせいか、各楽章、フレーズ等々なんとなくしっくりこないところがあり、寝ちゃわないかな…なんて心配をしていましたが、終わってみれば、ちょっと気を失いかけたところが数箇所のみで、非常に良かったです。
ステージ横からだと、指揮者の指示出しがバッチリ見え、どの楽器が始まるのかなど、耳にも楽しく、目にも楽しい。
ちょっと金管が派手かな?と感じるような箇所もありましたが、ティンパニーもかっこよくて、常に安定(GJです)したホルンや、真っ赤な顔で吹き上げたオーボエ、柔らかな音色のフルート、的確なクラリネットなどなど、各パートの音も、姿も、なんだか楽しげに感じて視聴できました。残念ながら第一バイオリンは後ろ頭しか見えず、コントラバスの姿は一切見えませんでしたが、指揮者の指示からぶれることなく、安定&安心な音で立ち昇ってきました。
寄せては返すようなメロディーも予習段階ではややしつこい繰り返し部分にも思えていましたが、逆に耳に残る部分でリズム良く浸透するものでした。
終演後の拍手は、最近多かったフライングは無く、じわ~と余韻を味わえましたね。
長い長い拍手で、ステージからオケの皆さんが退いた後に、シャイー氏だけが登場。
ホール内は「ぉお~!」とどよめきが。ステージ間近の女性客と握手してました。
その後、サイン会&握手会があったようです。200人は並んでいたとか。
NHKの収録も入っており、今回の演奏会はNHK教育で3月18日(金)23時~の「芸術劇場」で放送されるそうです。
録画せねば!
またまたお気に入りの曲が増えました。
というか、シャイーの追っかけしようかな~w