時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第1690回 NHK交響楽団定期公演

2010年12月23日 22時52分16秒 | MUSIC



先週16日(木)、第1690回 N響定期公演Bプログラムでした。

あ、先月のサントリーホールでの公演の直後にお腹を壊したのを思い出しました…。
あのときの、あの食事のとき、が一番怪しかったのですが、ま、いいか。

さて、今回の定期公演の演目は、

・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
・~アンコール~
 メシアン:「前奏曲集」から「静かな嘆き」
(休憩)
・ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番 ハ短調 作品65

指揮:シャルル・デュトワ
ピアノ:ピエール・ロラン・エマール



1曲目、ムチの「パチン!」という音で始まる、ちょっとジャズっぽい曲。
軽快なのかな、と思いきや怪しそうな、でも楽しそうに。
第2楽章はしっとりな感じで、第3楽章は太くしっかりで、リズムが楽しくて、良いピアノでした。
ところで、ピエール氏はプログラムの写真(上の画像)からはだいぶ歳を重ねたように思えたのですが、今年で53歳とのこと。こういうプログラム等に載る写真はリアルな写真じゃないんですね。
アンコールの曲は…初めて聴いた曲で…というかメシアンの曲というと…あまり知らない…。今後の課題かな。
ピエール氏のCD、探してみよう!っと。

ショスタコーヴィチ、第8番、なにやら暗~いロシアな感じなのですが、ちょっと重みがないように感じたのはフランス人の指揮者に日本人の演奏者だから?わかりませんが…。
でも、弦の音が哀しい感じとか、染み入るようです。
第2楽章の行進曲風のリズムは明るいのか重たいのか、グレーな感じ。
第3~5楽章は切れ目なく続き、第3楽章の不穏なメロディが追い立てられるようで楽器を変えて進んでいくのが生ならではの迫力。
第4楽章の太鼓の音は爆発ですね~、隣にお座りのおじさんが飛び上がりましたもの(笑。
(このおじさんは落ち着きのない方で、もう…)
そして消え入るように終わる…。
指揮棒を下ろしたデュトワ氏は両手で目頭を押さえたように見えましたが、気合が入っていたんでしょうか、良かったです~。


コメント
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