夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

シュンタの「科学者魂」は刺激されたか

2009-11-24 21:29:02 | Weblog
【シュンタと実験「溶けるってどういうこと?」】


「大きくなったら、何になりたいの?」
・・・って、シュンタに尋ねたら、

「そうやね~、
科学者に
なってみたいかな。」

・・・なんて、返事をします。

・・・なので、最強の親バカとしては、お家でできるような実験をしてみせて、シュンタの【科学者魂】を刺激したいと思います。

(・・・以下の実験は、科学的な根拠に多少問題があるかもしれませんが、コップの中で起こっていることをイメージでとらえられるように、考えてみた実験です。。)


コップの中に、水と食塩を入れて、かき混ぜます。すると、はじめは見えていた食塩の白い粒が見えなくなります。食塩は、どうなったのでしょう?



【予想】
A:消えてなくなった。
B:見えなくなったけど、水の中にある。
C:水と一体化してしまったので、食塩ではなくなっている。

【どう考えるか】
確かに、目には見えなくなっていますが、この食塩水をなめて見ると塩っ辛いっていうことから、中には、食塩があるのではないか・・・ということがわかります。

では!実験開始!




まず、水を量りましょう。
今回は、100gにしてみました。
水がどこまで入っているかを表すために、ゴムバンドを付けておきました。



そして!この白い粉をあぶr・・・



この白い粉は、食塩です。



今回は、15g溶かすことにします。
15gが、どれくらいの量なのか、こちらも目印の輪ゴムを付けておきます。
こんな感じです。



本当は、水を数滴たらして、つめるのでしょうが、今回はそれを忘れてしまってました。

ヽ(´Д`)ノ
先ほどの水を注ぎました。



水 食塩 食塩水
100g+15g=115g
当たり前すぎる足し算です。

食塩の分だけ、かさも増えているような気がします。
(・・・気のせいかなぁ~)




そして、かきまぜます。




きれいに溶けました。



かさが元にもどっている気がします。
食塩が足されたのに、かさは増えていません。
重さは、115gのままでした。

食塩は、どうなってしまったのでしょう。

ガラスコップの中では、いったいどんなことが起こっているのか!!

それを考えてみたのが、この下の実験です。

水も食塩も、元をたどれば、小さな粒【分子と言います。】からできている、と考えます。

今回は、分かりやすいように、水を黒大豆、食塩をゴマで表してモデル化してみます。

まず、黒大豆のかさをはかります。



そして、赤い輪ゴムでしるしをつけておきます。


今度は、ゴマのかさをはかって、輪ゴムをつけておきます。



ゴマの上にしずかに黒大豆をのせると、ゴマの分だけかさが増えます。

(当たり前だよね。)



そして!!

ここからが今回のポイント!!

中のものをこぼさないように、そして輪ゴムをずらさないように、黒大豆とゴマを振り混ぜます。



すると!!

アラ不思議!!

大豆の間にゴマが入っていって、見る見る黒大豆の元のかさにもどっていきました。



きっとコップの中では、これと近いことが起こっているのでしょう。








ちなみに、これ以上、食塩が水に溶けない!!っていう限界まで溶かした状態を「飽和(ほうわ)」と言います。

飽和した食塩水に、食塩を加えると、溶け残って、底にたまってしまいます。

同じ理屈で、空気の中に水が溶け込んでいます。

空気の中に溶けきれなくなった水は、形が見えるようになります。

・・・って言うと、シュンタが、

「雨だ!!」

そう!!

未来の博士を、ちょっとは刺激できたかなぁ~。。。。

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