ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

石垣島:ジョギング (7km)

2018年05月31日 21時03分51秒 | ヨット

 炎天下に石垣島鍾乳洞までジョギングした。家にいるときなら、こんな無茶な走り方は絶対やらないなと思いつつ、やってしまう非日常の危うさ。


 街路樹が南国

 
 散水中の砂糖きび畑を横目にゆるい坂を上り、左折すると、殺風景な廃棄物処理場がある。


 こんな所に観光地があるのかと怪しみつつ進むと、運転手らしき数人が談笑している。向こうの駐車場では、今朝入港して来たクルーズ船の一行だろうか、数台の観光バスに乗り込んでもう帰ろうとしている。

 前庭

 鍾乳洞は思いのほか広く長く、期待以上の涼しさだった。
 

 鍾乳洞を出て、また酷暑のアスファルト道をスマホを頼りに公設市場を目指す。いまだにマップがうまく使えない。M氏も市場へ行くと言っていたので電話してみると、帰り道だという。
 観光客であふれているかと思ったが、市場は閑散としている。あのクルーズ船の観光客はどこへ消えたのだろう。沖縄本島と同様に、この市場も観光客向けらしく、安くてうまい魚はあまり見当たらない。「○○刺身店」が地元の魚屋さんなのだろうか。


石垣島:ドクウツボ、ひげ

2018年05月30日 21時13分29秒 | ヨット

 昨夜は風が変わり、網戸からの風がなくなった。団扇で扇ぎながら眠りを待つ、うとうとして団扇を落とす音で気がつく、また扇ぐまた落とす、何度も繰り返して気がつけば朝。昨日のクルーズ船は夕方出て行き、そして今朝また同じような巨大船が入っている。

 スーパーマーケットの直ぐ手前にある電気店でK氏がバリカンを買った。自分で鏡を見ながら、なかなか旨く散髪した。髭もよく似合う。私は不本意ながら無精髭を育てている。一度伸ばしてみろというM氏の熱い勧めを無視できず(圧力に屈して)、剃らずにおいている。台湾に着くまでは我慢しようと思う。似合おうが似合うまいが、髭の手入れなんて面倒くさいことはゴメンである。

 ドクウツボが釣れた。食べると当たるので名前にドクが付いている。M氏の説では当たる率は低いらしいが、危険を冒してまで食べるほどのグルメ志向はないので、食べないと表明した。食べたい人は食べて欲しいと思ったが、K氏も食べないと言うので、M氏は残念そうにリリースした。石垣島でも店頭にめぼしい魚は少ない。

 そろそろハーリーの練習が始まるかな


 猫もお待ちかね



 


石垣島

2018年05月29日 21時37分09秒 | ヨット
0619 川平湾は向こう側


0626 御神崎灯台


0920 石垣島港着


 港の前に鎮座している巨大なクルーズ船から、オレンジ色の通船に満載された客が次々、次々に上陸している。地球を侵略しに来たUFOの母船から戦闘機が雲霞のごとく飛び立つ光景を想起させる。

 大きな広い港を観光客指向のレジャーボートが席巻していて繋留場所がない。M氏はしきりに「変わった変わった」と言う。1時間ほど探し回ってようやく漁港の片隅に落ち着いた。すぐ前のボートのオーナーが鳴門出身の人で、しばし歓談。

 寝不足で心身とも半分眠ったまま、急ぎ上陸してコインランドリーに洗濯物を放り込み、魚屋とは違うのだろうか「〇〇さしみ店」は気になるが、スーパーマーケットに向かう。RC造りの家ばかりで木造家屋が見当たらないのが台風の猛烈さを語っている。
 とにかく暑い。本土の盛夏は7、8月で、その頃の太陽は少し南に傾いている。ところが今ここは真夏並みの温度で、しかも太陽は真上から射るように差している。良くないと知りつつ我慢できずに航海中ずっとTシャツで過ごしてきたので、腕に水膨れができた。顔も腕も珈琲色になった。
 
 

和いオーバーナイト-2

2018年05月28日 21時24分16秒 | ヨット
 きのうに続くきょう。風も波も少し上がったが、うねりはなく、相変わらず和い。
 雲ひとつ見えない夕空なのでグリーンフラッシュが見られるかと期待したが、太陽が水平線に近づくと厚い雲が浮き出てきた。チャンスは残り少ない。

 日が沈む


 月が昇る
 


 夜半ワッチで起き出すと中空に満月、すぐそばに木星、金星はとうに沈んだ。明日は石垣島だ。


和いオーバーナイト

2018年05月27日 20時49分23秒 | ヨット
0620 座間味発
 Windyで予想したよりも海は穏やか。宮古島には寄らず一気に石垣島を目指す。行き交う船はなく、360度水平線。

 昼食は航海中の定番、生卵落としカレー丼、サラダ、ラッキョ。

 夕食は釣れたキハダマグロの刺身、塩鮭、人参キンピラ、キャベツコールスロー。

 夜は3人が交代で1時間睡眠、2時間ワッチで行く。屋久島から奄美大島へのオーバーナイトは緊張しっぱなしだったが、今夜はレーダーとオートパイロットに頼って居眠りしそうなくらい和(ナゴ)い。

 宮古島通過は明日の昼頃か。早く来い朝日。