ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

有珠山登る

2024年07月22日 18時31分48秒 | 車中泊

 明け方ばらばらと雨が降った。午後から晴れの予報なので登山口へはゆっくり行くことにして、「だて歴史の杜」公園を散歩した。散歩の後で、きのうタイヤ交換した時に、100km走ったら近くのオートバックスに寄って増し締めしてもらうように言われたのを思い出したが、札幌まで行かないと店がないので、工具を引っ張り出して増し締めした。

 誰かほかにも登る人がいるだろうと思ったが、登山口の駐車場に車はなかった。

 熊と遭遇しなくても単独行が良くないのは分かっているが、お友達はいない。
 外輪山に着いたが、まだ晴れない。

 外輪を回っているうちに晴れてきた。
 火口原展望台の手前の階段がきつかった。

 火口原展望台

 12時半に降りてきた。車をロックするのをまた忘れていた。

 
 誰もいないのでボディーシートで体を拭き着替えた。コインランドリーを探したら伊達に戻らざるを得ないようなので「道の駅あぷた」で冷やしうどんを食べ、伊達に戻って洗濯した。ちなみに、去年あぷたに貼られていた "車中泊お断り" の注意書きは無くなっていた。

 選択した後、きのうと同じ伊達温泉で日帰り入浴した。きのう置き忘れたソープとシャンプーを回収できるかと思ったが、無くなっていた。残りわずかだったので処分されたのだろう。

 風呂の帰りにスーパーで水とウェットティッシュを買った。北海道ではニッスイの魚肉ソーセージが見当たらない。東洋水産は見かけるが微妙に味が違うので、スーパーやコンビニに入るたびに探しているが、断じて無い。朝タン用にである。


伊達市へ

2024年07月21日 19時53分02秒 | 車中泊

 真夜中にトイレに起きると満月だった。

 夏の満月の高度が低いことは知っていたがこれほどとは思わなかった。

 きのう走っていてカーブでちょっと滑った。6か月点検の時にタイヤが気になったのでホンダに相談したら、12か月点検の時に替えたらいいだろうとなった。小さいクラックも出ているのでバーストも心配だ。帰ったら交換しようと思っていたが、善は急げ、苫小牧のオートバックスで交換した。
 日曜日だからか盛況で、待ち時間を合わせて5時間かかったが、替えてよかった。安全安心が一番だ。

 「国立アイヌ民俗博物館」に寄ったが、公開していない風だったので、そのまま一気に伊達まで来た。
 タイヤ交換を待つ間、炎天下をイオンモールへ、ユニクロへ、と歩きまわってかいた汗を伊達温泉で流し、道の駅近くの回転寿司で夕食を摂った。

 明日の天気が良ければ有珠山に登りたい。


むかわ町へ(S 1000m)

2024年07月20日 17時49分29秒 | 車中泊

 道の駅の隣、昆布温泉の隅っこに碑があったので見てみると、新ひだか町在住の高田屋嘉平の末裔が建立したものだった。嘉平は晩年淡路島に帰ったので、こちらに末裔がいるとは意外だった。

 シャクシャインの名はあちこちで目にするが、よく知らないので「シャクシャイン記念館」に行ったが、工事のため閉館していた。

 「新ひだか町博物館」は図書館と併設で、展示内容はきのう回った各町の資料館とほぼ同じだが、少量ずつ島に分けてワンフロアに置いてある。スッキリしている分、物足りない気もした。

 「庚午事変」の処分で稲田藩士が移住してきたのが静内だったのだ。

 小説や映画では徳島は悪役にされる。

 「道の駅サラブレッドロード新冠」の隣の「レ・コード館」を覗いた。

 レコードを試聴できるコーナーもあったが、聴いてみたいものはなかった。新冠町とレコードにどんな因縁があるのか気になったが、熱烈なレコードファンが立ち上げたものらしい。
 お馬に関しては全く興味がない。

 昼過ぎ「むかわ四季の館」に来た。ひと眠りして、ひと泳ぎして、ひと風呂浴びた。土曜日だからか、去年にもまして車が多い。陽が傾いても減らない。

 


新ひだか町へ

2024年07月19日 18時09分26秒 | 車中泊

 広尾の「シーサイドパーク」に寄った。すっかり忘れていたが、去年遊歩道を歩いたのを思い出した。その頃から寂れていたが、今年はさらに輪をかけていた。

 どうやらここも熊が現れるようだ。遊歩道も閉鎖されていた。お目当てだった「海の館」も予約なしでは入れなかった。

「フンベの滝」。観光ガイドに出ていたので止まってみたが、道路沿いで駐車場もなくとても危ない。

 襟裳岬に向かう。

 今年も襟裳岬は霧の中。

 去年は遅くて入れなかった「風の館」のシアターで「アザラシの棲む岬」を観た。風速25mも体験した。

 資料館巡りをしたが郷土史・動植物・地学・近現代の生活雑貨等、どこも地元住民向けのような気がした。それでいいのだ。
 もちろん私のようなひやかしではなく、様似ではアイヌに関して専門的な質問をする女性もいた。
 
「えりも町郷土資料館ほろいずみ」

「様似郷土館」

「浦川町立郷土博物館・馬事資料館」

 五冠馬のシンザンは浦河生まれだそうだ。 競馬には全く知識がない。

 左が道産子、右がサラブレッド。

 新ひだか町の「みついし昆布温泉蔵三」で日帰り入浴した。40℃の湯に日高昆布が浸けてあった。「注文の多い料理店」を思い出した。アメニティー有り550円。


大樹町へ

2024年07月18日 19時15分10秒 | 車中泊

 きのう赤い橋(厚岸大橋)の下に見えた天文ドームが気になって調べたら「厚岸町海事記念館」で、プラネタリウムもあるようだ。

 車中泊の朝は早い、9時開館なので時間を持て余した。開館を待つ間、駐車場でモーニングとなった。

 いきなり「焼き玉エンジン」があって感激した。

 小さい頃、叔父がもっと大きな焼き玉エンジンを起動するのを見るのが楽しみだった。他にもいろいろ展示がある。


 伊能図とともに、原寸大らしい松浦武四郎の地図(もちろんコピー)が見られた。

 函館で見られなかった高田屋嘉平の資料も少しあって期待以上に面白く、長居をした。

 そろそろ小樽に向けてUターンする時期だが、内陸道路のほうが距離は短いが山越えで、来た道を帰ることになる、海沿いは去年の道を逆行することになる。ここは迷わず海沿いを選んだ。

「釧路町森林公園」



 通り抜けできないなら行き止まりまで行ってみようと、50mほど行くと

 これは! 先日うとろの原生林歩きで見た熊の糞に酷似していた。すぐに引き返した。
 往復6kmだが登りもあり、早歩きしたのでいい運動になった。

「しらぬか恋問」で昼食。道路を挟んで「恋問自然観察公園」がある。3kmほどUターンを要した。

 掃除は綺麗にされていたが誰もおらず、木道は閉ざされていた。

 ミニ釧路湿原を期待したが外れだった。

「コスモール大樹」来た。きょうも180km走ったが、疲れはない。道の駅に併設ともいえるサッポロCOOPがあり、道路向かいにはスーパーフクハラがあるので便利。
 徒歩10分足らずに「大樹公衆浴場」があり、アメニティーはないがサウナはあって300円。やっぱり風呂はええな。
 風呂の後「龍月」で "牛トロ丼" を食べた。

 生の細切り牛肉に卵、薬味、タレ。味噌汁も具がたっぷりで満足した。