ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

上ノ国へ

2024年06月30日 17時08分27秒 | 車中泊

 波音を聞きながら眠れると思ったが風もなく静かな夜だった。朝方は放射冷却で冷えた。
 セコマでおにぎりとサンドイッチを買った。具をあれこれ選択しているがワンパターンになるのは避けられない。

 朝食後、地元ライダーと半時間近く歓談した。世代的には私より数年上だろうか。

 妻に先立たれて10年余り、炊事ができないのでコンビニ弁当で過ごしているという(先ほどセコマで会った)。両脚の筋肉を見る限り栄養バランスは良さそうだ。
 自転車に始まってあれこれ話したが、ジャズが出て来たので驚いた。つくづく人は見かけによらない。

 リゾート気分のかもめ島に登った。

 散歩MAPがあったので一巡してみた。

 下の海岸に降りたいと思っていたらロープを発見。

 上から何だろうと思っていた皿を伏せたような物はコンクリートだった。

 浸かってみたくなるお椀状の潮だまり。

 上記の人工物はお皿ではなく、お椀に落ちないための蓋なのだろう。
 開陽丸記念館。

 甲板には出られなかったが面白かった。

 カンカン照りだったが午後になると予報通り曇ってきた。このまま降らなければいいのだが。
 ダイソーで買い物をして、かもめ島が一望できる場所にある "レストラン津花館" で昼食。

 「花沢温泉」は石鹸類無しで200円。熱めと温めがあって、温めが私に丁度良かった。風呂から出たら本降りになっていた。今夜は荒れ模様との予報。
 
 「道の駅 上ノ国もんじゅ」に来た。ここは高台なので浸水・津波の心配はない。
 そろそろ洗濯しなければとコインランドリーを探したら、江差が一番近いようだ。出る前にやっておけばよかった。後悔先に立たず。


江差へ

2024年06月29日 18時15分45秒 | 車中泊

 夜もさほど冷えるわけではない。ダウンの寝袋にすっぽり入ると汗をかくので拡げて掛け布団にしている。未明に漁船が一斉に出漁するのを期待したが、何事もなく静かな朝が来た。晴天。

 1km歩いてセコマで朝食用のおにぎり、だし巻き卵、菓子パンを買った。

 「道の駅寿都」に来る時に町民プールを見かけた。検索したら町民でなくても無料で利用できるようだ。「とまりん館」の無料プールに対抗しているのかもしれないが、向こうは原発のPRという本音があるし、再稼働が始まれば排熱が利用できる。無料にしなくてもとか、無料は町民だけにしたら、という気がしなくもない。口コミも上々なので泳ぎたくなったが、無理をするといつまた痛風が目を覚ますかも知れないので今日は休養日とする。浸かるだけでもと思ったが、開館の10時まで待てない。

 「弁慶岬」、何ゆえ弁慶なのかは調べていない。

 下の海岸に多数の釣り人。

 「道の駅 よってけしままき」。屋外は雑草の花盛り、店内にも活気がない。ほとんどはトイレ休憩とソフトクリーム目当ての人。トイレは綺麗だった。

 信号のない海沿いの路をゆったり走るは格別気持ちがいい。海岸の風景が四国とは全く違う。"窓岩"

 「浮島公園」に来た。貸し切り状態。

 「熊出没」の注意書きがあったので鈴をつけ、遊歩道をこわごわ進んだが「うぐい沼」の水面は木立の隙間にちらちら見えるだけだし熊には出会いたくないので引き返した。
 結局、駐車場にある壊れた木道から見るのが一番良さそうだ。

 案内図もないので中央に見えるのが浮島かどうかも分からない。木道は壊れて使用不可だし寂れる訳だ。ただしトイレにウォシュレットは無いが綺麗なので、私が休んでいる間に3組が利用しに来た。

 日本一危険と言われる「太田山神社」。階段からして急登。


 時間と体力に余裕があれば登って鎖を一見し、できれば挑戦したいところだ。
 車を出すと左の茂みから子狐が2匹飛び出した。

 大きいのは戻ったが小さいのは右側の防波堤下にしゃがみこんだ。

 セコマで焼きそばを買った。セコマカードを作るべきか。
 「道の駅 てっくいランド大成」、悪評だったトイレはウォシュレットになっていた。
 「道の駅 ルート229元和台」、ウォシュレットは無かった。

 「道の駅 江差」。狭い駐車場、小さい店舗、看板も無いので危うく通り過ぎるところだった。店内で江差の観光案内をもらった。訪れる人は次々と多いが、口々に「何もない」と言って出てくる。 
 すぐ裏はジョギングできそうな砂浜だが、本日は休養日。

 「繁次郎温泉(石鹸類無し300円)」は歩いて6分、セコマは5分。今のところ私の他に泊まりそうな車は無い。
 "繁次郎" って何者?


岩内岳、登る

2024年06月28日 18時05分23秒 | 車中泊

 岩内岳に登ってみようと思っていたので昨日から天気が気掛かりだったが、上天気だった。
 7時過ぎに道の駅を出て登山口に向かった。他に車は無かった。単独行に不安はあったが1本道なので大丈夫だろうと準備を始めたら、さっき入れ違いに出て行った車が戻って来た。若い男性だった。彼も不安だったのだろうか。
 ひとり出発して二合目に来ると熊除けの鐘があった。

 鐘を強烈に鳴らして、ザックから鈴を取り出した。少し行くと鹿が2頭、慌てて逃げ去った。
 どの山もそうだろうが、六合目あたりから険しくなる。きょうも始めからオーバーペース気味だった。由布岳の時のように下痢腹ではないが、ガス欠になりそうだったのでinぜりーを飲んだ。半時間ほどで効果が出て少し楽になった。
 山頂は貸し切り。


 登り2:13、降り1:35。

 降り七合目あたりで女性一人、男性二人と道を譲り合った。

 下山後、すぐ近くの "サンサンの湯" で汗を流した。2槽あって、"熱い" 方は苦手なので普通の方に入ったが、私には熱かった。

 「道の駅岩内」に帰って車を置き、中華・海鮮は敬遠して、昭和感のある "ぼたん食堂" で野菜炒め定食を食べた。振り向けば岩内岳はもう雲の中。

 「道の駅 シェルプラザ・港」で、暑かったのでソフトクリームを買った。少なめにとリクエストしたが、まもなくお呼びが来てトイレに急行した。軟弱な老体なので冷たい熱いは駄目だ。

 「道の駅 みなとまーれ寿都」に来た。すぐ裏が漁港で、かっこいい漁船が並んでいる。

 駐車場の傾いているのがちょっと悲しい。
 涼しくなってから近所をぶらつき、ベビーチーズとファブリーズの詰め替えを買った。昭和のファミリーショップには何でもある。


岩内へ(s 1000m)

2024年06月27日 18時21分31秒 | 車中泊

 きのうはちょっと走り過ぎた。「オスコイ!かもえない」を出て、何かないかとゆっくり走っていると「鰊御殿とまり」の看板が目に留まった。通り過ぎたので引き返してお邪魔した。
 管理人の説明も聞けて、期待以上に面白かった。

 廊下に手の込んだ埋木細工。

 やんしゅは板の間で寝起きする。

 親方家族は畳。

 二つの生活空間をたった一間の土間が隔絶している。
 札幌の「北海道開拓の村」にあった "番屋" も同じ造りだった。

 原子力PRセンター「とまりん館」。
 ゲームもあって、どちらかと言えば子供の遠足向けと言う気がした。

 原子力は無くて済む物なら無い方が良いが、今の電力事情を見れば無理だろう。
 無料の温水プールがあったので、いつものように500mを2回泳いだ。二人の監視員に見守られながら、貸し切りだった。
 運動不足にならないようスイミング、ジョギング、登山の用意をしている。

 近くに海鮮料理の店があった。人気店らしく路上駐車もあったが私は運よく入れ違いに置けた。
 「平安荘」の "泊丼"。窓の外は家庭菜園。

 御飯は少なめにとお願いしたが、それでも腹いっぱいになった。プリン体が気になる。

 「道の駅 いわない」に来た。本来ならこの時間は風呂を探すのだが、プールで泳いだので "もういいか" という気分だ。
 腹ごなしに歩いてスーパーへ行き菓子パン、コーンスープ、サンドイッチを買った。近くに食事のできる所は多々あるが、今の腹具合では小さい菓子パンで十分だ。明日の朝はコースープとサンドイッチでいいだろう。できればご飯を炊きたいが、鍋や食器を洗う場所がない。

 車中泊者ばかりが迷惑をかけているとは思わないが、行儀よくしないと自分の首を絞めることになる。


神威岬へ

2024年06月26日 18時19分26秒 | 車中泊

 朝起きて近くのコンビニへ歩いて買い出しに行った。帰路の途中で通り雨が来たので小樽運河のトイレで雨宿りした。公園のトイレより綺麗だった。

 今年は渡島半島を反時計回りに巡るつもり。去年一番に行った小樽水族館にちょっと寄り道した。

 相変わらず海水魚、淡水魚、甲殻類、爬虫類、哺乳類、両生・・・、節操もなく展示されているが、そもそも自然界はごちゃまぜだ。
 イルカのジャンプも良かった。今年もオタリアは見られなかった。繁殖期云々と言っていたので、この時期はいつ来てもダメなのだろう。

「フゴッペ洞窟」
 予想したよりもこじんまりしていた。洞窟というより窪み。撮影禁止の理由が知りたい。

 ガソリンはまだ十分残っていたが、モダ石油の看板を見つけたので給油した。

「道の駅 スペースアップルよいち」
 昼時と言うこともあって駐車場が満車で止めるのに苦労した。第二駐車場のあるのが後で分かった。毛利衛氏の出身地と言うことで館内は "宇宙" 一色だった。

 タイミングよく3Dシアターが見られた。

 近くの "海ぞく" でスープカレーを食べた。一番辛くないのを頼んだので汗だくにならずに済んだ。

「神威岬」
 案内図を見たときは、誰があんな遠くまで行くものかと思ったが、

 結局、全ルートを回った。

 少しは運動不足解消になっただろう。

「珊内ぬくもり温泉」
 熱めの湯。平均500円としても30日で1万5千円、馬鹿にならない。

「道の駅 オスコイかもえない」
 "オースコイ" と言う、ニシン船を漕ぐときの掛け声が由来らしい。

 ちょっと不気味な流木アートが置いてある。

 駐車場は広く、トイレは綺麗、何もないのが好きな車が数台、夜に備えている。