ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

古仁屋:ついに反乱!

2018年05月14日 21時29分58秒 | ヨット
0530名瀬発
 慌ただしく舫いを解き、すぐ前の防波堤を出たところでオーナー船長K氏が乗っていないことに気付いた。まさか落水!と思いながら電話すると、コンビニで糞闘中だった。起床すると小雨だったので、雨が止むのを待つことになり、その間に上陸したのを私もM氏も知らずに、雨が止んだので急発進してしまったのだ。前代未聞、マゼランが船長だったら処刑されたに違いない。

鹿児島と沖縄を結ぶ「A"Line」


西古見灯台:岬を回ると灯台に続く道が、くっきりとジョギング欲をそそる。


湾の入口にある三連立神


1200 西古見漁港着
 予定していた港だが、すぐ前に珊瑚礁があちこち点在し、港内もかなり浅いのでここは諦めて古仁屋に向かうことになった。

 奄美大島と加計呂麻島の間の狭い水路は潮流が川のように流れていて、まるで瀬戸内海だった。加計呂麻島の複雑な入江を残らず潜ってみたいものだ。
 
1400 古仁屋ビジターズバース着。

 折しも「せとうち海の駅」の屋外水槽を職員総出で清掃していて、四国ではとても見られない魚も金魚のような扱いを受けていた。芝生でゲートボールをやっている高齢者が、よく見れば自分と同年代らしいことに今さらハッとした。その芝生を裸足で歩くとバラに似たトゲが刺さりとても歩けない。徳島では知らない経験だった。
 近くに銭湯もあるらしいが、ホースで水が取れるので、きょうは船内シャワーを贅沢に使った。

 夕食はM氏が絶妙にソテーした軟骨を、バリバリ獣のように貪り食った。みんな歯だけは若いのだ。