ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

天使の梯子(w 3.2km)

2024年03月20日 18時05分55秒 | 潜水

 1週間留守だった東隣のT氏が帰ってきた。旅行かと思ったがそうでもなかった。妹が長崎県の島に家を借りた、母親と一緒に住みたいと言うので連れて行ったという。母親なる人は引っ越してきて1年でまた移住した訳だが、島は母親の出里らしい。加えて、女同士の方が気楽なのではないかと想像する。
 たった1年だったが、顔見知りが居なくなったのは淋しい。

 雑草堆肥を切り返しているとアラレが降ってきた。朝から風が強くなったり、弱くなったり、果てはアラレが落ちてきたり、一日中落ち着かない天気だった。

 お墓に樒の具合を確認しに行って、ついでに半時間ほど歩いた。

 寒かったのでハイペースで歩いたが、汗は出なかった。3.2km。


室戸岬

2019年10月31日 20時08分39秒 | 潜水

 今日は1日検査食。朝食の鯛がゆと昼食の和風ハンバーグを無理矢理、半分ずつ押し込んだ。
 8時出発、9時S氏宅着。S氏がタンクをレンタルするため甲浦港に立ち寄った。岸壁の際を覗くとソラスズメ、ハタタテダイ、石垣鯛その他が、舫っている漁船の舳先近くではツバメウオの幼魚が枯れ葉のごとく漂っていた。

 10時過ぎに室戸岬着。飛び込んですぐにホンソメワケベラの幼魚をキャッチ。その後、ニジハギ、ゴマチョウ、クロユリハゼ、クラカケモンガラを追いかけたがキャッチできず。
 昼食はおやつ用のビスコとゼリーを前倒しで食べた。後はひたすら水。

 小休止の後カメラを持って浅場を散策。ブダイの糞で白濁りしている。

 水槽に入れたもの
ホンソメワケベラ

タチイワスナギンチャク(S氏から)

荒波で折れて落ちていたショウガサンゴ。手前の珊瑚にはサンゴガニが2匹棲み着いている。

夕食はコーンポタージュ、水。


飛びウメ

2018年11月07日 21時17分55秒 | 潜水

 3mmほどのウメボシイソギンチャクが見えなくなった。きのうの朝は隣の岩に飛び移っていて驚いた。直線距離で15cm、岩と岩は一点で接しているだけなのにどうやって移動したのか。人間の五感では計り知れない能力があるようだ。その子ウメが今朝はどこにも見えない。きっと明日の朝はとんでもないところに現れるだろう。(菅公とは関係のないウメですみません。)

 お天気ねえさんたちが口を揃えて「立冬なのに…」というので、S夫妻と室戸岬に行った。釣り人を避けて昼過ぎに到着。水がことのほか綺麗で、それだけで満足した。
 沖の方へは行かず浅場で長時間ウォッチングを楽しんだ。前回は釣り人がいて近づけなかったクマノミポイントを、何十年ぶりかで見ることができた。イソギンチャクもクマノミもとんでもない位に大きくなっていた。ソラスズメは2匹しか見かけなかったが、ミヤコキセンスズメがたくさんいた。綺麗だが、水槽に入れたらソラスズメ同様に黒ずんできそうだ。
 カメラがあれば撮りかったもの、アオリイカ、オレンジと黒が鮮やかなヒメギンポ、浅場のアオブダイ、大きくなった緑色のショウガサンゴ、名前は知らない色々なイソギンチャク。

 台風で折られた珊瑚の切れ端が転がっていたが、水槽で育てる自信がまだないので拾わなかった。
 S氏が拾ってくれていたマメスナギンチャクの欠片と、

 ひらひら舞う様に泳いでいた何かの幼魚をゴミのポリ容器に追い込んで持ち帰った。

 ベラの仲間だろう。早速ブラインシュリンプを孵しにかかった。




室戸岬で-2

2018年10月22日 20時29分20秒 | 潜水

 天気上々、師匠と一緒に室戸へ出かけました。残念ながら今回も釣り人がいて海に入れませんでした。それもエントリー場所でジジイが二人竿を振っていたのです。こちらもジジイなので、上天気の日に海を満喫する楽しさはよく分かります。
 場所を変えて、タンク無しのスキンダイビングで遊びました。外国人らしきカップルが撮影ポイントを求めて近づいて来ました。観光客が次々訪れますが、ジジイは平気で支度できます。
 潮だまりを抜けて少し進むと、水底のあちこち青いものが見えます。ソラスズメではあるまいといぶかりながらメガネを着けてのぞき込むと、貝殻を彩色された2センチほどのヤドカリでした。辺りを見れば青が10個以上、赤と黄が1個ずつ散らばっています。興ざめ甚だし。研究者ならこんなマーキングはしないだろう、子供にこんな遊びを教える大人がいるのかと、ジジイは悲しくなったのです。
 残念ながら珍しい魚に遭遇することはできませんでしたが、師匠が水槽用の石を3個拾ってくれたのを土産にしました。

 10日前の水槽


 背景を青にして明るくなった。


 きのうから気になっていた白い虫を師匠に見てもらうと、ウミウシだろうと見解一致したので、水槽に戻してどんな成体になるのか見守ることにします。


室戸岬にて

2018年10月03日 21時17分36秒 | 潜水

 水槽師匠のS氏と室戸岬へ行った。
 海は穏やかで、道すがらの波待ちサーファーが可哀想に思えたが、お決まりの磯に着いてみると結構な波が打ち上がっていた。満潮時刻と重なったこともあり、遊歩道も水浸しになった。この前ここに潜ったのはいつだったか、分からない遠い昔だ。ほとんど毎週来ていた、夢の跡。

 
  台風の後ということを差し引いても淋しい海になっていた。色つきの魚はソラスズメ3匹、小編成のカゴカキダイの群れ、チョウチョウウオ2匹。クマノミのポイントには釣り師がいて寄りつけなかったので、どうなっているかとても気がかりだ。珊瑚はハードもソフトも、以前の景色はなかった。何が原因だろうか。結局、カメラは持ち込まなかった。
 もう一度、台風シーズンが終わって海が落ち着いたら行ってみたい。